ヘラ釣りも楽しいけれど、やっぱり渓流ですね。
こちらまで、幸せな気分になる日記でした。
先生、なかなか可愛いデス。
へへ。
今日は勇んで中央高速を走り、勝沼で降りて、大菩薩峠の方向へ向かう。昨夜の大雨のせいで日川は増水で茶色になっていたが、上流部になるにつれて透明感が出てきて、なんとか釣りになりそうだった。予定通り、標高1400メートルにあるペンションすずらんで昼食。 「釣りに詳しい方おられますかね?」 と聞くと、しばらくしてオーナー氏が現れた。気さくな人で、漁協の組合員でもあった。釣りだけじゃなく、発眼卵放流も手がけ、釣り場や河川管理にもとても前向きな方で、勉強家でもあった。僕は感心して、名刺交換となった。そのF屋さんの名刺を見ると日川リバーキーパーとあった。なるほど、なるほど。 昼食のあと、すずらん裏から入渓。ボサが多く暗い渓相で、水はまあまあだが、魚の反応がまったくない。1時間ほどねばったがあきらめて、下流に移動して再入渓。ここは開けた渓相でフライも振りやすかった。すぐにアマゴガ釣れた。きれいなアマゴだった。だが、この場所は増水が強く、遡行は困難だった。ふたたび車に戻り、再々入渓。今度はちゃんと遡行でき、渓相も良く、2匹のアマゴが釣れた。イワナの居そうな所にフライを落としたが、反応なし。やはり増水の影響は大きいようだ。夕方には雨が降ったが、たいしたことはなくすぐに止んで、結局7時近くまで川に居た。 やっぱり、渓流はいいなあ。水は冷たく、空気はすがすがしいし、緑はあざやかで、鳥や虫が飛ぶ。久しぶりに川に入ったときには足下がよろついたが、すぐに慣れた。アマゴはなんて綺麗な魚なんだろうと、今さらながら見入ってしまった。やや大げさだが、自分が生きている、ちゃんと自分らしいことをしていると感じられた。つまり、そのぉ、何というか、僕はシアワセだった、のです。 |