この豪雨で週末は渓流は無理そうですね。
自宅でゆっくりハンコでも持ってゆっくり
していて下さい。
お盆休みは高速道路は渋滞だし、どこに行っても混むので、近場で遊ぶことにしている。13日、相模原では一番メジャーなヘラ釣り場である「弁天ヘラブナ釣り場」に行ってみた。そして、ヘラブナ釣り用に相模川の年券を買った。来年の3月末まで有効で1万円也。ついに、なるようになったわけだ。 高田橋の河川敷を通って弁天ヘラブナ釣り場へ。広々として、カナダ藻が生えて、なかなかいいところだ。釣り台を組み立て、パラソルを固定し、竿掛けを取り付ける。竿を継いで仕掛けを結び、底をとる。餌はダンゴで開始、途中でグルテンを併用。 11時頃、気分良く釣り始めたが、これが釣れない。アタリがほとんどなく、アタっても小魚ばかりでヘラは食わない。だが、開始後3時間、ようやく1枚が釣れ、ボウズを免れた。このヘラはよく引いたし、約30センチあった。続いて10センチくらいのヘラの稚魚が釣れた。そしてまたピタリと食わなくなった。 午後2時ごろから曇ってきた。そしてひんやりして気持ちが良いなと感じたら、雨が降り出した。その雨は急速に激しくなり、僕は身一つであわてて車に避難した。雨は大粒になり、激しい音を立てて車を叩く。大粒の雨滴がフロントグラスに当たって直径10センチくらいに広がっていた。すぐにやむかと思ったら降り続け、シートを倒してラジオで高校野球を聞いていたら、いつの間にか眠っていた。不意に車の窓ガラスを叩く音で目が覚めて、見ると外に雨具を来た人が居た。 「急速に増水してきますよ。早めに引き上げないと帰れなくなりますよ」 と注意してくれたのだ。そうですか、わかりました、どうも、と言いながら池を見ると真っ茶色の濁流が押し寄せてきていた。僕はどしゃ降りの雨の中、外に出て釣り具をかたづけ、車に入れて、あたふたと河川敷から脱出した。 結局、豪雨は1時間以上続いてからやっと収まった。いやあ、ゲリラ豪雨のことは最近よく聞くし、家の中で激しい雨音を聞くことはあったが、外で実際に体験するのは今回が初めてだった。恐ろしいものだ。これが渓流であったら、鉄砲水になるのは間違いない。今日は渓流に行かなくて良かった。くわばら、くわばら。 |