ヘラ釣りばかりしていて、なかなかフライをやろうという気にならない。困ったもんだ。「フライフィッシャーの昆虫学」の出版の準備もやっているし、相変わらず、アンティークのフライ・タックルの物色は続けている。ただ、釣りそのものはヘラ釣りばかりやっているというわけだ。 この連休(22日の水曜は定休日なので、23日の天誕と連続する)も二日間ヘラ釣りに行った。タックルはこれ以上は繊細に出来ない位に繊細になった。道糸は0.6号、ハリスは0.4号、鉤は3号、浮きはカヤ・ボディの全長18センチ。だから微細なアタリもわかりやすい。それでも六倉の釣り場で朝10時から午後4時までやっても12-3枚しか釣れない。なぜだろうかと毎回悩んでいる状況だ。一つはアタリがあっても右手が動かないことがよくあること。アタリを見送ってしまうのだ。悔しいことこの上ないのだが。どうやら集中力が途切れてしまうようなのだ。歳かなと思ったりするが・・・。エサの問題もあるかもしれないが、それはそれほど大きな原因ではないと思う。タナかな、と思い始めているところだ。これまで宙釣りできていたが、そろそろ底釣りに戻してみようかと思い始めている。底釣りはヘラ釣りの基本だからナア。水温も夏に比べれば落ちてきているし。 とまあ、ヘラ釣りをやらない人にはチンプンカンプンなことを書いてしまった。なにしろ、いま、頭の中はヘラでいっぱいだからネ。 |