「フライフィッシャーの昆虫学」の売れ行きが好調のようだ。ことにアマゾン、サンスイではかなり売れている。サンスイにははじめ40部納入したのに、残りが少なくなり、追加注文が来た。どうやら2100円という値段が良かったように思う。実のところ、この値段では利益はほとんど無い。既成の出版社であれば、経営を考えれば2500円以上の値段、場合によれば3000円の価格になるだろう。ボクの場合、もともと儲けるつもりがないし、多くの人に読んでもらうのが嬉しいのだからこんな事ができたんだと思う。出版社にとってはボクのやり方は殿様商売ということになるだろうから、あまり大きなカオはしないようにしようと思っている。 限定100部のハードカバー上製本のほうも予約がつぎつぎに来ていて、残りは20部ほどになってしまった。 で、上製本がやっとできあがって送られてきた。さっそく箱を開けて本を見ると、スエード調のクロス張りで、風格のある装丁の本が出てきた。ニンマリ、である。手にとるとフワリとした柔らかい感触が心地いい。頑張ってシリアル・ナンバーを手書きで入れた。これで、けっこうオシャレになったと思う。 しばらくは、サイン入れや発送作業で忙しくなるなァ。 矢印は手書きで入れたシリアル・ナンバー |