7月12日の北海道新聞の夕刊の分化欄にボクのエッセーが載った。5月31日付けの道新に出版の記事が出て、その後、翻訳・出版の経緯について書いてほしいとの依頼が来たので、ボクとしては快く引き受け、その文が12日に出たというわけだ。
文の内容は、このブログをご覧の皆様はすでにご承知のことばかりだ。記事を4枚に分けて撮影したのでご覧に入れるが、写真から文を読み取るのは無理だろう。ま、雰囲気を感じてもらえばいいか、な。なかなかおしゃれな見出しがあったりして、喜んでいる。
5月の時もそうだったが、新聞に出ると売れ行きがグッと上がるものだ。ハードカバーのほうはすでに売り切れであり、ソフトカバーのほうも在庫は50部を切った。古い本だし、それほど売れるわけではないだろうと思っていたんだが、予想以上に売れて、ややびっくりしている。この調子でいけば、”重版”の声も聞こえてくるようだが、世の中それほど甘くはないものだ。たくさん売れるということは多くの人が呼んでくれるわけで、それはとても嬉しいことなのである。ところが、ソフトカバーの方はかなり豪華に作ってあり(ことに表紙カバーに使った手漉きの和紙が高かった)、印刷代がかなりの金額になってしまった。600部全部売り上げても印刷代とほぼ同額なのだから。定価2100円(税込み)ではなく、2500-3000円にしておけば儲けが出ていた。この辺が難しいところだ。本は見かけじゃなく、中身が大事なんだと考えて質素な紙にしておけば儲けが出たんだが・・・。まあ、ボクの道楽で本を出したようなものなので、仕方がないか、と思うことにしている。
と、ここまで内情をさらけだすと、ボクがなぜ重版に慎重なのか、わかってもらえるんじゃないだろうか。100部や200部の重版では赤字になるに決まっているんだから。