先週末の連休、大井川の二軒小屋に行こうという誘いもあったのだが、その日は山開きの日に当たり、たくさんの登山客も訪れ、いつバスに乗れるか分からないという話であり、二軒小屋行きは見送った。かわりにやや近場で涼しい釣り場ということになればN川ということになる。そこで高山荘に電話してみると空いているという。今回は目の色変えて釣りをするというより、涼しいところで過ごしたかったので、本でも持っていって読もうと思った。
　ところが沼津のN居田君が電話してきて、S浦君と一緒に合流させてもらいたいとのことで、２泊のうち、１泊目は彼らと同宿することになった。
　行ってみると宿には「こども剣道教室｣の合宿が行われていて、小学生がたくさん来ていた。子どもは可愛いのだが、夜遅くまで廊下を走って騒ぐのには閉口した。朝、早く目が覚めてトイレに行ったら、剣道場の方から、元気のいい子ども達のかけ声が聞こえていた。朝練であった。
　このN川にはアマゴとイワナが居るが、大物が出るわけでもなく、またバンバン釣れるわけではない。ほどほどの魚がほどほどにドライフライで釣れる。稚魚放流と卵放流が主体なので、魚体は一般に綺麗である。釣り場は標高１０００メートル以上あるので、まことに涼しい。ま、ボクとしては、涼しい中で、綺麗な川で、ほどほどに釣れればいいので、夏の暑いときはここに来るといった具合だ。１泊目の明け方は寒い位で、聞くと２０度を切っていたらしい。
　久しぶりにのんびりと釣りをした。高山荘のオヤジさん夫婦も元気だったし。