大雨が降って日光行きは中止になり、Y田さんが
「どこか、管理釣り場でもいいから釣りに行きましょうよ」
と言う。こんだけ降ったらどこに行っても増水で釣りにならないよ、釣りになるのは忍野くらいだろうねと言うと、じゃあ忍野に行きましょうということになり、8日、今年初めて忍野に行くことになった。
行きがけに大井町の「ストリームサイド」に寄って勝俣さんから忍野の状況を教えてもらい、当たりフライをいただいた。おみやげにハルフォード本を持っていって進呈してきた。勝俣さんの話では、今年の忍野は魚が少なく、型も小さいとのことだった。
忍野に着いて自衛隊橋から見ると、すでにY田、K木さんが釣っていた。忍野でも水位が上がり、水はややミルク色になっていたが、川底は見えていた。忍野ではまだ藤の花が咲いていた。
彼らの話では虫も飛び、ライズも多く、よく釣れるという。水位上昇で活性が高まっているようだった。ボクは最近よく釣りをするスポットに行ってみると、先客はなく、すぐに釣り始めた。
そこは対岸の柳の木が水面まで枝を伸ばし、対岸すれすれでライズする場所だ。流心の向こう側なので、フライにはドラッグが掛かりやすく、鱒はこれみよがしにライズするのだが、釣るのは至難の業だった。
ところがこの日は鱒は食欲旺盛であり、ドラッグがかかったフライを追いかけてきて口にした。この場所ではあまり釣れた記憶がなかったんだが、この日は5匹以上釣れた。嬉しかったが、こんなことはあまりあることじゃなく、たまたま好条件に恵まれただけだったと思う。
やや残念だったのは、釣れてくるのが30センチメートルくらいの虹鱒ばかりだったこと。もうちょっと大きいのが居てほしいし、忍野はブラウントラウトの釣り場だったし、小さくてもブラウンが釣れてほしかったなあ。ま、外来魚問題もあることだし、やむを得ない事情はあるのだろうが・・・。まあ、800円の日釣り券でこれだけ楽しめれば満足だった。
暗くなるまで釣ったが、この日はヒゲナガはあまり出なかった。1匹でストマックを見たが、多種類の水生昆虫が見つかり、小さなビートルも食われていた。
あとはお決まりの「昌苑」で飯を食って帰路についた。忍野もいい川なんだが、何というか、変わってしまったという印象だった。