10月31日(土)~11月1日(日) これも恒例になりつつあるが、紅葉の中、蓼科高原で1泊して池で釣りをして遊んだ。 諏訪南で高速を降りると八ヶ岳がよく見えた。まだ雪は積もっていない。池は静かな湖面をたたえてそこにあった。1年ぶりである。釣り小屋も立派になり、中に入ってみると、「川野信之文庫」があるのには驚くやら嬉しいやら。また、この釣り場のオーナーであるS藤さんとM腰さんにもお会いした。文庫には用語辞典がなかった。S藤さんに聞くと、「はじめはあったんですが、なくなっちゃったんですよ」とのこと。あらら、それはいけません、では車に積んでありますから寄付しましょうと言い、僕はフライフィッシング用語辞典の初版と改訂版をサインを入れて置いてきた。 釣りの方はライズが少なく、活性も低いようで、沈めて釣った人が竿頭になったが、僕はなんとかドライフライで1匹を釣った。ここに放流されているのは大部分がニジマスで、一部がブラウントラウトだ。ストマックを見ると、食っていたのは16-18番サイズのユスリカ・4ピューパとラーバだった。 土曜の昼はS浦さんが焼き肉を準備してくれ、おいしかったなあ。僕はおみやげにクリニックの裏庭になっている柿(高枝切り鋏で僕が取った)を持っていった。今年は豊作で、柿は甘く、評判も良かった。 翌朝は寒くてね、宿の標高は1200メートルほどあるし、車のフロントガラスには霜が降りていた。この日はお昼まで釣って、池の近くのログハウスに住むM田さんを皆で訪ねた。ここにはしゃれた薪ストーブがあり、暖かく、奥様がコーヒーを入れてくれる。今回はおみやげには田中山のビーハイブBeehiveの蜂蜜を持っていった。なぜかというと、自分で蜂蜜を取ってビーハイブで売っているM上さん夫婦はフライフィッシングを始めたばかりで、今回も釣りに参加していたからだ。ここの蜂蜜は薫り高く、とてもおいしい。 M田さんはお元気だったが、昨年大病をして死にかかったそうで、今は元気で散歩が出来るとのことだった。良かった良かった。M田さんは釣り人であり、眉毛の濃い、熊男なんだが、奥様は品のいい静かな方で、僕は以前からこの二人の組合せがまことに不思議だと思っているんだが、突っ込んでお聞きしたことはない。 M田さん宅を辞去した後は、皆で蕎麦を食べて解散となった。そのままさっさと帰れば高速道路の渋滞もたいしたことはなかったんだろうが、八ヶ岳パーキングで一休みしたら1時間ほど眠り込んでしまい、コーヒーを飲み、ふたたび中央高速に乗ったら、けっこうな渋滞になってね、僕は渋滞が大嫌いでね、上野原で高速を降りて一般道を帰った。 二日間、天気にも恵まれ、のんびりと楽しめた。 スロベニアから帰って1週間だが、僕もけっこうまだ元気だなと思った。