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2016年05月02日(月) 

5月1日、晴れ。
 相模湖に巨ベラ狙いで行った。相模湖では藤の花が満開だった。本年2度目のハタキの最中を狙って意欲満々で行ったんだが、行ってみると、船頭のハジメさんは
「秋山川でハタイていたんですが、昨日からの低気温で急速にハタキはおさまってしまったんですよ。秋山川と本流の合流点あたりでやってみましょうか」
というわけで天狗ワンドで釣りをした。ときおり激しいモジリがあったが、ハタキ自体は起きていなかった。僕は浮きオダ(竹を組んで水面には3X3メートルほどの四角に杉の枝を浮かべ、そこにヘラブナが産卵したり、その下に隠れたりできるようにしたもの)に向かってテント船を止め、浮きオダの端から1メートル離れた水面に餌を打ち続けた。タナは約2本(2メートル)、竿は10尺の「鯉翔」という振り出し竿(穂先抜けをしないため)だ。
 で、アタリはあるものの、釣れてくるのはニゴイばかり。昼頃にはアタリも遠くなり、早起き(出船は朝6時なので僕は4時に起きた)だったので昼寝をした。テント船なので陽射しはさえぎられ、こんな時にはありがたい。
 3時半頃からふたたびウキが動きだしたが、釣れてくるのはやはりニゴイばかり。で、4時45分頃、ウキがポコンと沈んで戻り、次の瞬間ズズッと沈み込んだ。あれ、何だと思って聞きあわせをすると、ゴゴッと重い手応えがあり、続いて魚はダッダッダッという重く早い動きでオダの下に向かった。僕は竿先をオダと反対側に倒して疾走を止めようとしたが、その魚はものすごいパワーとスピードで走り、竿はのされ、魚はオダ下に入って鉤を外してしまった。ウキに当たりが出てオダ下に逃げ込まれるまでは、3-4秒間という短い時間だった。それはニゴイの動きとは全然違っていた。ニゴイであれば疾走を止められるのだから・・・。
 唖然!呆然!
 それは間違いなくヘラブナであり、40センチメートル以上の魚だった。42センチメートル(尺4寸)を越えたヘラブナは「型もの」と呼ばれ、ヘラ釣り師の勲章になっていて、逃げたヘラが「型もの」だった可能性は高い。
 アタリがヘラ特有のダッとかチャッとかストンとか表現されるのものであれば、僕の方で心づもりが出来ていたんだが、今回のアタリは”あれっ”と思うような動きだったので、不意打ちを食らった僕は対処できなかったのだ。 
 巨ベラは釣り師泣かせの魚だ。その強烈な引きは一度経験すると病みつきになるが、なかなか釣れるものじゃない。これまで2枚の「型もの」を釣っているが、3枚目はいつになることやら・・・。

 


閲覧数687 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/05/02 17:36
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