昨日は建て替えて良かった点を挙げたが、今回は想定外だった事や、取り止めた事について書いてみる。 【想定外だった事】 ①何と言っても野良猫の糞尿被害 今回庭スペースは基本的に細かな砂利を敷き詰めた事によって引き起こされたトラブル。元々犬よりも猫派だった僕だけど、今回の被害で猫に対する思いが大きく変わった。以前の家の時も野良猫が我が物顔で闊歩してたんだけど、その時は糞尿被害は無かった?気付かなかった?兎に角今回初めて猫と縄張り争いしてる。待ってろ野良猫共め!人間様を見くびるんじゃねぇぞ!徹底的に排除してやるからな!ってな思い。猫避けグッズで既に1万円以上投資してるけど、徹底的に駆逐するため今後も資金は惜しまない。 ②丁度良い高さの椅子がみつからない 女房殿が一番拘ったのがシステムキッチン、昨日も書いたけど食洗機付きにした。そして女房殿は非常に小柄(縦にね、横は最近人並み以上だよ)なんでキッチンのたかさゆ目一杯低く、通常85㎝を80㎝と5㎝も低くしたがここで思わぬ誤算が…。何度かブログにも書いたが、我が家のLDKは非常にコンパクトで、ダイニングテーブルを置かずにダイニングキッチン自体を少々広いものにして、テーブル代わりにしてカウンターチェアを置いて食事をするつもりだった。ところが標準より5㎝低い事が災いして、中々丁度良いカウンターチェアが見つからない。ダイニングテーブルと椅子の座面の高さの差は大体30㎝、しかし我が家だと高低差が20㎝前後となってしまい、食事を摂ろうとすると猫背?になってしまう。という事で現時点ではシンクでの食事は出来ない状態。 ネットで懸命に探したところ、最近になりようやく座面高さを50㎝に出来るカウンターチェアを数件見つけたんでら後は女房殿に選んで貰う予定。 ③レンジフード(換気扇)が頭に当たる! これはシステムキッチンの高さを80㎝にしたための弊害。今回の建て替えではガンコンロを止めてIHクッキングヒーターに変更。しかしガスに比べてIHはコンロにかけている料理の匂いや湯気(煙)が拡散し易いという特性がある。そのためIHヒーターの前方に設置する仕切板を標準の高さ(約30㎝)では無く、レンジフードに直結するまでの物に変更。そのため自動的にレンジフードの高さが標準よりも5㎝低くなった。そのため背の低い女房殿なら全く問題無いけど、僕がレンジの前に立つとレンジフードがおでこに当たってしまう事となった。 では何故ガスコンロに比べてIHは臭い、湯気、煙等が拡散し易いのか? ガスの場合、熱効率が悪くて鍋の周囲から熱が逃げそのまま上昇気流になるので臭い、湯気、煙等を上昇気流が包んでそのままレンジフードまで押し上げてくれる。でもIHの場合は熱効率が良い分、周囲から熱が逃げずに上昇気流を作らない。なのでどうしても臭い、湯気、煙等を拡散し易いらしい。 ④サッシが重い 最近は熱を逃がさない様にサッシは2重が当たり前。一部のハウスメーカーでは3重窓になってる。それ自体は熱が逃げないから良い事なんでしょう。でもその分サッシ自体が重くなり、開け閉めの時に力が必要になった。最初は『えっ?何故こんなに重いの?何か挟んじゃって動きが悪くなってる?』なんて思った程。 【導入を取り止めた物】 ① 2階建て 2人の息子は同居しないと宣言、また女房殿自身も子供達との同居は消極的。あわせて老夫婦2人の生活で2階建にする発想自体が無かった。また想定されている巨大地震を考えると、2階建は怖いと思った。 ② 太陽光発電 設置すればその後の電気代は確かに安くなるけど、初期投資額とそれを回収する年月を計算すると馬鹿らしくて取り止めに。子供達が居る大人数ならば回収年月は縮まるんだろうけどら老夫婦2人だけの生活とした場合は資金回収迄の年月は長くなるし、回収するまで生きてるか不明なんで馬鹿らしくなった。また太陽光発電をめぐる国の施策も見通せないとら判断した。 ③ ビニールクロス 前回建てた時も出来る限りビニールクロスは避けていた。今回も珪藻土を考えたが予算やメンテナンスの都合で断念。結局珪藻土クロスに。また壁も檜にと思ったが、こちらも資金の都合で断念。 ④ 庭の植栽 僕が現在の土地に引っ越してきたのは社会人1年生の時、ここは父親が自分たちの隠居用として買ってあった当時としてはかなり珍しい建て売り分譲地。といっても60年近く前の話であり、汲み取りトイレの平屋だった。そして庭には父親が松を植えていたし、道路に面したところにはマキの木が植えてあった。 でも今回は出来る限り手入れに体力使いたく無いという事で植栽等は止めることに。雑草を抜くのも面倒という事で一部花壇スペースを除いて全て除草シートを敷き詰めた。 以上。 |