このところ、運転中、行進曲ばかり聴いている。シンプルに元気を鼓舞される感じがするからだ。 きっかけはレ・ミゼラブルの「民衆の歌が聞こえるか?」だった。そういえば、僕が中学生か高校生の頃、福岡音楽愛好会というものがあって、会員になっていたので毎月音楽を聴きに行っていた。たいていはクラシックだったが、一度、米軍のブラスバンドが行進曲をやったことがある。もともとそんなに大きな会場ではなかったので、軍のブラスバンドが本気になって吹くのを初めて聞いて、そのものすごい迫力には衝撃を受けたものだ。和太鼓も迫力満点だが、やはり、ブラスバンドにパワーではかなわない。若い僕の心は圧倒され、涙を流すほどに感動し、血が騒いだものだった。 言っておくが、僕は好戦家ではないし、戦争はぜったいに避けるべきだと思っている。ただ、音楽としての行進曲の価値はけっして低くはないと思っているだけなので、念のため。 世界3大行進曲と誰かが勝手に言っているものは、日本の「軍艦マーチ」、ドイツの「旧友」、アメリカの「星条旗よ永遠なれ」だ。曲としてよくできているし、僕もほぼ賛成だ。 軍艦マーチ:http://www.youtube.com/watch?v=8gzCXirjmxc 旧友:http://www.youtube.com/watch?v=gpIIqUt6L6U 星条旗よ永遠なれ:http://www.youtube.com/watch?v=a-7XWhyvIpE ちょっと俗っぽくなるが、昭和ではいろんな場面で行進曲風に使われている。行進曲は庶民の音楽なのだ。 蒲田行進曲:http://www.youtube.com/watch?v=4KDifxnMBsA さんぽ(トトロ)http://www.youtube.com/watch?v=c1WZoyUdlfE&list…U0cfunA2Mg 長距離運転で疲れてきたとき、マーチを聞けば、眠気ざましにはおすすめだ。単純かつ元気になるところがいい。 ズン、ズン、ズンタカタッタ、ズンタカタッタッター、バンッ!