マツイさん:
見たことがあるような口ぶりだが・・・
あの、ブラピがやっと大鱒を釣り上げて笑っているショットは印象的だよね。始めてこの映画を見たとき、あのショットが長いので、あれ、何かあるな、彼は死ぬな、と直感したことを憶えている。
まだある。
映画の冒頭、川の流れが大写しで出てくる。僕はそれを見たとたん、鳥肌が立った。ああ、これは本当にフライフィッシングを愛している人が作った映画なんだなと。
ところで、ロバート・レッドフォードもフライフィッシングをやるらしいよ。アイダホに住んでいるんだから釣り場はまわりにいくらでもあるしね。
アメリカという国の、20世紀前半の中西部の状況がなまなましく描けているし、エンディングでノーマンが河原で、震える指でフライに糸を通す姿は自分の将来を見るようで、何か人ごととは思えない話に仕上がっている。
講演で使った”私は川に取り憑かれている”ということばはここからもらったもの。
個人的思い入れを言ってもしようがないから、まあ、皆さん、見てくれよ。
見た後で感想を聞かせてもらえば嬉しいが。












