今日は木曜日。明日から仲間内で「安房越え」と呼んでいる釣行に行くので、今日は診療の合間に必死で用語辞典の校正をする。夜９時には「あ行」をやり終えた。改訂版用に「オイル・フィニッシュ」という項を新しく入れたため、時間を食ってしまった。
　明日はもともと午前中だけが仕事なので、昼食をしたらすぐに出発する。「安房越え」とは言うものの、今では安房峠を越える必要はなく、安房トンネルがあるので随分と楽だ。それでも奥飛騨までの運転時間は３－４時間は見ておかねばならないだろう。
　金曜日の泊まりは奥飛騨の「富久の湯」という安宿だ。ここは前にも泊まったことがあり、内湯だけしかない。だが、２－３分も歩くと快適な共同露天温泉がある。温泉の名前は忘れた。
　土曜日は一人で釣って夕方には仲間と合流して、別のすこしマシな民宿に一緒に泊まる予定だ。この日の夕食のあとは部屋で宴会であり、そのために「十四代」という特別の酒を持っていく。
　目的の川は双六川だ。渓相がすばらしく、イワナも美しく、大きいが、なかなか釣れてくれない。一昨年、尺上の大物を釣り逃がした苦い思い出がある。去年は川の状態があまり良くなかった。今年こそ、と思っているわけである。
　竿はE.C.Powell classicを持って行こう。これで尺イワナを釣って、イワナと竿のツーショットの写真を撮らなくっちゃあ。