29-30の土日、蓼科の会員制の池に釣りに行った。参加者は三島のY田さん、袋井のK松さんご一家、三島のA田君だ。
諏訪南インターを降りると雪化粧をした八ヶ岳が正面に見えた。土曜はログペンション・アルムというところに泊まった。オヤジが釣り好きでロビーには自分で釣った74ポンドのキングサーモンの剥製が飾ってある。イカツイ顔のオヤジに似合わない品のいい奥さんが顔を見せてくれた。ここには薪ストーブがあり、暖かい。
朝起きて庭に出たら雹が降ったあとがあった。かなり冷え込んでいる。ここは標高が1100メートルほどもあるのだから。
釣り場の池は我々4人で貸し切り状態だった。ライズはほとんど無く、ニンフを沈めての釣りだったが、鱒は大きく、強い。釣れる鱒はほとんどがニジマスだが、今回初めてブルック・トラウトが釣れた。
今回気づいたのだが、5エックスのティペットを使っていて1匹を釣った後、そのまま2匹目を釣るとある時点でティペットが切れてフライを失ってしまう事があった。おかしいなと思ってフライを新しくして、1匹釣ったあとに、試しにフライを引っ張ってみたらフライの結び目の近くでティペットが簡単に切れたしまった。うむ、ここの魚は大きく、重く、ファイトもいいので、ファイト中に鱒の歯などでティペットが傷むのだ。その後は1匹釣る毎にティペットを点検するようにしたらティペット切れをしなくなった。ここでの釣りのいい教訓になった。
この池では静かでまわりに気を遣わずにのんびり釣りができるので、ほんとうに気持ちがいい。時間を気にしないで釣りができる。夕方には周りの木々が夕焼け色に染まっていた。
皆、何とか数匹ずつを釣り、K松さんの子供たちはあたりを走り回っていた。
ここは5~10月がベストの釣りができるそうだ。そうなればドライでバンバンだろうから、来年、その頃に来ようと思っている。