渓流釣りが禁漁になった今頃には、いつもなら管理釣り場に行っていたんだが、ヘラブナ釣りを始めてからというもの、10月以降、まだ一度も管釣りに行っていない。ヘラブナ釣りで釣欲は満たされているし、今は宙釣りという釣り方に挑戦中なのだから。
それでもたまにはフライフィッシングもやりたいし、ディッカーソンの新しいオーナーとしての入魂もあるし、大雨の後にウラタンがどの程度回復しているかも気になる。ウラタンに行くときにはウラタン・スペシャルを巻いて納品しなくちゃいけない。以前納品分は売り切れたそうだ。で、数日がんばって、ようやく20個を巻き上げた。小さいからねえ。イラッとしたり、不用意に力を入れると10/0の糸はかんたんに切れてしまう。最後のほうは、2個巻いては休憩し、また2個巻くという作業をくりかえした。#30のフックに巻くので、できあがった20個のフライをまとめても直径は1.5センチメートルくらいになってしまう。思いついて1円硬貨の周りにならべてみた。すると、20個のドライフライが綺麗に硬貨の縁にそって並べられたのだった。壮観である!ドクトル・カワノのトレードマークにしたいくらいだ。
ウラタン・スペシャルは小さくても、とてもよく見えるし(パウダータイプのフロータントを付けて揉むこと)、よく釣れるよ!
科学的に検証ずみの、冬の管釣りのハッチ・マッチャーなんだから!