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2009年10月05日(月) 
 10月3,4日の週末は久しぶりに晴れて、ドアの外に出た。はは、アウトドアで遊んだということだ。神奈川県の禁漁は10月15日からなので、まだ渓流釣りができる。
 3日土曜は午前中は雨が残っていたが午後から雨が上がり、丹沢のM沢川に行ってみた。釣り人を3人も見かけた。それでもやってみるとヤマメの稚魚が2匹釣れた。魚体に触らないようにしてリリース。
 気持ちはゆったりしていて写真の対象をさがすとセミの抜け殻を発見した。また、何か食べられるものがないか探してみたら山芋のムカゴが見つかった。ムカゴはご飯に炊き込んでも旨いが、油で炒めて塩こしょうすればいい酒の肴になる。帰り道、これまで通り過ぎていた卵農場に入ってみた。
「烏骨鶏の卵はいくらですかね」
と聞くと、
「300円です」
「フム、それじゃあ・・・、2個ください」
店主は僕をじっと見て、気の毒に思ったのか
「2個じゃあ箱のバランスが悪いですから1個オマケしておきます」
とのこと。僕は満面の笑みを浮かべたものだ。また、周りを見ると青玉という卵があった。
「ほほう、青玉なんてあるんだねえ。確かにすこし青っぽいね」
「これもね、旨いんですよ。一度食べた方はよくまた買いに来てくれます。青玉のゆで卵がありますから、帰り道に食べて見てください」
出血大サービスだったろうが、この青玉も黄身が濃い味でおいしかった。また寄ることになるだろう。
 帰り道、青根の癒しの湯に行った。風呂からあがって身体を拭いていたら足から出血しているのに気がついた。点検すると、左足の4カ所、右足の3カ所から出血していた。痛くも何ともない。ティッシュで拭いてもまた出血が始まる。おかしいなあ、ケガした訳じゃないのに。そしてもしかしたらと思い、丸めた靴下を調べて見たら、居た居た、ヒルが居た。一匹は床に落ち、シャクトリムシ風に動いていた。いつやられたんだろうと考えた。そして思い当たった。釣りの後、ウェーダーを脱いでサンダル履きになってムカゴを採ったときにやられたことにまちがいなかった。ヒル被害はO川さんの珍談を聞いているが、僕はまだ自分がやられたことはなかったが、今回、自らが初めて体験することになってしまった。


 4日(日)は自作リーダーのテストを兼ねて世附川C&Rに行った。ここは渓相が良く、谷が開けていて気持ちがいい。ここの管理人のI塚さんとも久しぶりに会う。送っておいたヤマメの写真が小屋に掛けてあった。話していると、このあたりにもクマがよく出るらしい。まだ被害はないようで、おもしろい話を聞かせてくれた。クマに遭遇したらホイッスル(笛)を吹くとクマは退散するという。これは事実談でそうで、ある釣り人がクマと遭遇し、クマは彼の方向に向かってきたそうだ。数十メートル離れていたらしい。彼はステッキを構えてやりあうしかないと覚悟を決めたそうだが、もしかしたらと思って首から下げていたホイッスルを吹いてみた。そうしたら、クマはくるりと向きを変えて山に戻っていったという。うむ、そうかもしれんなと思う。僕のベストにはホイッスルが入れてあるので、この話をよく覚えておこうと思った。熊鈴じゃあ、じっとしているときは鳴らないし、渓流の音に負けてクマに聞こえないからナア。
 この日はフライを始めて2年目の若者と話をして、彼にキャスティングを教えることになってしまった。釣りの方は昼間はしぶいヤマメも夕方にはライズをして、なかなかしぶといライズだったが、何とか3匹を釣った。真っ暗になって車まで戻ると十六夜が山の端に出ていた。山中のひんやりした清澄な空気の中で、月はまぶしいくらいに煌々と輝いていた。

川をわたる蛇。アオダイショウか?
山の端の十六夜。
ヒルの咬み痕。

閲覧数521 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2009/10/05 11:15
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