「フライフィッシャーの昆虫学」の増刷のことだが、せっかくまた出すので修正すべき点を修正しようと、もう一度目を通したら、かなり手が入り、結局31カ所を修正した。また、初版出版から今回の改訂版に至った経緯を書き加えた。300部限定出版であり、定価は税抜きで3700円となった。11月末には出来上がる予定だ。
また、「ある毛鉤釣り師の足跡」は準備に手こずっている。書きたいことが多すぎて、一度書き上げたものに何度も手が入り、まだ、終わっていない。写真の方はほぼ出そろったと思う。写真は古いものから順に選んでいったが、懐かしい写真がつぎつぎに出てきて、見入ってしまう。その内の1枚をお見せしよう。
撮影は1991年頃、場所は関戸橋近くの多摩川の河原で、向かって左から中沢 孝さん、西山 徹さん、そして僕だ。皆若いなあ!このお二人とはよく釣りに行ったが、3人のスリーショット(?)はこれ1枚しか持っていない。もちろんこの写真も本に載せる予定だ。
「ある毛鉤釣り師の足跡」のほうはもう少しで脱稿し、それから編集・校正、レイアウトが始まるので、今年中にはぜったい出来ないだろう。来年の春頃かな。
この狂四郎日記でも、すこしずつ紹介していこうとは思っている。