実は、22日(日曜日)の夜から右肘が痛み出した。曲げたり、伸ばしたりすると痛み、肘の一カ所に抑えると痛い場所があった。思い返してみても川で転んでもいないし、激しく打った覚えもない。軽くぐらいは打ったかもしれないが。おかしいなあと思ったが、たいした痛みではないので放っておいた。 翌23日(月)、痛みは少し強くなっていた。見ると、右肘が赤く腫れて、熱を持っていた。左手で右肘を押してみると、一カ所かなり痛いところがあった。こりゃあおかしいと思った。夕方バファリンを飲んだが、あまり効かなかった。そして就寝し、朝の4時頃痛みで目が覚めてしまった。今度はインテバンという強めの鎮痛剤を飲むと、これは効いて1時間ほどは眠った。 24日(火)、この日痛みはかなりあって、インテバンを飲みながら午前中の診療を何とか終わり、昼休みには相模原病院に行き、レントゲンを撮り、整形外科医に診てもらった。いわく 「(肘頭)滑液包炎のようですね。しばらく竿を振るのは止めておいた方が良いでしょう」 とニヤリと笑った。 「原因は何ですかね?」 と聞いたら 「ま、外傷のことが多いですね」 どうやら、記憶に残らない程度の軽い打ち方でも、肘の場合は炎症を起こすことがあるらしい。もともと竿を振りすぎて肘の関節に無理が来ていたのかもしれない。テニス選手のテニス肘、ゴルファーのゴルフ肘も使いすぎて起こるのだから。 この日は寝る前にもインテバンを飲んだ。 25日(水)。この日、朝から痛みは消えていた。まだ右肘の腫れはあるのだが、痛みとしてはほとんど感じない。どうやら炎症は治まりつつあるようだった。結局この日はまったく薬を飲む必要がなかった。 いやはや、一騒動だったが、無事一件落着となった。一時は入院して手術か、そしてクリニックは休診かなんて考えたが、良かった、良かった。やはり、専門家というのはその道のプロなので、たいしたもんだと感心しているところだ。 皆さん、川でよろけたら肘にご用心あれ! |