テオ・ジャンセンの名を覚えていなくても彼が作ったストランドビーストstrandbeest(beach beast, 砂浜の生き物とでも訳そうか)の動画を見た人は多いだろう。その動きは自然で、軽やかで、風という動力を無駄なく動きに変換している。材料は塩ビ管と木と布だそうだ。
彼はオランダ人で1948年生まれ、大学では物理学を学び、芸術と技術が融合したものを作り続けている。人工のUFOを作って飛ばし、1990年からはストランドビーストを作りはじめ、それは年々進化し続け、世界中で実演展示している。風力を貯めて風の無いときにも動き、水を察知して水の中には入らないし、風の強い時には吹き飛ばされないように自らを固定する能力がある。
これは芸術/技術作品であり、何かの役に立つわけではない。エコの極みではあるだろう。世界中でテオ・ジャンセンしか作れないというだけで特別の作品になっている。
このストランドビーストを見ると、なぜか心がなごむ。人畜無害であり、馬の前足のように動いて前進する。実に巧妙に作られており、あたかも生きているような動きをする。彼は自分の子供のように思っているらしく、彼はそれ自身で生きられるような物を作りたいと言っているらしい。
うむ、不思議な“生き物”である。
もろアナログなのがいい。
世界にはスゴイ人が居るものだ!
http://www.youtube.com/watch?v=HSKyHmjyrkA
https://images.search.yahoo.com/search/images;_ylt=…heo+jansen