
2月12-15日、つるや主催の2016年、第27回 ハンドクラフト展が行われ、13日だけカワノ・ブックスとしてブースを出し、サイン会兼書籍販売を行った。カワノ・ブックスのブースはJFFA(日本フライフィッシング協会)の横にあり、同時進行でJFFAのお手伝いもやった。
この会に出るとたくさんの友人に会えるのがうれしい。ようよう、お久しぶりです、と声を掛けながらブースを回り、おしゃべりする。同窓会みたいな雰囲気がある。
で、カワノ・ブックスのブースでは何人かの人が立ち止まってくれ、お話ができたが、なかなか本を買ってくれない。結局売れたのは「フライフィッシャーの昆虫学」1冊、「フライに対する鱒の行動」1冊だけだった。ちょっとがっかりだったが、みなさん、懐具合はキツイのだろう。それでも宮下さん、坂口さん、石村さんと会えたのは良かった。宮下さんには「フライフィッシャーの昆虫学」を贈呈し、坂口さんには「フライに対する鱒の行動」を贈呈した。
塩澤会長も来てくれ、JFFAのブースはかなり賑わっていて、関心を持ってくれる人が多く、この日も数人の方が入会してくれた。三浦さんが自分で獲ったヘアやハックルも評判が良かった。
昼休みには8階の精養軒で食事をしながら理事会をやった。5人の理事が初めて集まって、顔合わせをした。午後にはテレビの取材、フライの雑誌の取材があり、盛り上がっていた。
JFFAも内部ではいろいろ問題を抱えているんだが、少しずつ良い方向に向かっていて、それがメンバーのやる気を奮い立たせているように思った。
この日の夜、大黒家でJFFA関係者の夕食会があった。これには理事に加えて関東支部のメンバーがくわわって8名が参加した。香月君からリーフレットデザインの説明があり、意見を出し合い、そして各メンバーが自己紹介をした。熱のこもった意見が飛び交い、ああ、これならJFFAも潰れないで軌道に乗りそうだなあ、と感じた。とても有意義な会食だった。あとで、集合写真を撮らなかったことを後悔した。あれは、一つの団体が生まれつつあり、暗中模索をしながらもなんとか難局を乗り切ろうと数人の仲間が集まった記念すべき集まりだったと思った。会長が所用でこの会におられないのが惜しまれた。
皆さん、ほんとうにご苦労さま、お疲れさまでした!