書き込み数は12件です。 | [ 1 2 ] | ◀▶ |
今日、禁漁前日で、僕にとっては休みの日だが、雨で肌寒いので、外に出るのはやめにした。で、クリニックに行って雑用を片付けているとピンポーンと鳴って宅急便が来た。 なんと掛川のK松氏からお酒が届けられたのだった。酒は島田の大村屋酒造作の「緑の楽園」純米吟醸酒だった。ビンの上部には「富士山静岡空港開港記念」とある。なるほど。静岡空港ができたのでそれに合わせて発売されたもののようだ。 蔵元は江戸時代からの古い蔵のようで、これまで「鬼ころし」、「おんな泣かせ」なんて名前の酒を作っている。なかなかアイデアマンの社長さんのようで、今回も … [続きを読む] |
僕は釣りに行ったついでに山で旨い物を見つけると喜んで食べる。木イチゴも好きだが、アケビも甘くて好きだ。ところがここ15年ほど、川岸ではこれらの旨い実が見つからなくなったしまった。どうも先客に採られてしまっているらしい。丹沢に行く人は多いからナア。ハイカーも増えたし、ことに高齢者が多い。 これに対して僕としては対策をたてた。それはアケビを根付きで採ってきて、自宅の庭に植えて、実を成らせようとおもったわけだ。これが思いの外うまく行った。そしてクリニックの庭にも植え、今年は10個以上の実が成った。実が割れ、虫が付く前に、収穫して食 … [続きを読む] |
僕が定期購読している雑誌は、医学以外では、ナショナル・ジオグラフィックとビッグ・コミックだ。そのビッグ・コミックに「名物に旨いものあり」という欄がある。今回、お、これは旨そうだな、というのがあったので取り寄せてみた。それが「あけがらし」だ。 … [続きを読む] |
今日は外に出た。車で走ると彼岸花がまっさかりだ。車窓からパチリ、車を停めてパチパチ、と写真をとった。 彼岸花は中国原産で、別名「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)であり、”天上の花”という意味。おめでたい事が起こる兆しとして赤い花が天からふってくるという仏教の経典によった命名らしい。日本ではお墓によく植えてあるので不吉な花と思われがちだが、本来はおめでたい花なのである。 秋の始まりのほんの1週間くらいの間に、大きくて真っ赤な花が咲く。ほうっておいて咲く花のなかでは最大級であり、豪華絢爛と言いたい。日本の原風景のひとつだろう。 日 … [続きを読む] |
サンマの塩焼きが食べたいと思った。そのためには七輪が要る。焼き肉も七輪で焼けば旨い。そう思って、この連休、ホームセンターに行き、七輪、金網、着火剤、木炭、レンガを買ってきた。 クリニックの裏庭に七輪を据え、着火剤にライターで火をつけて、その上に炭を載せる。待つこと約30分、炭は真っ赤になってきた。そしてレンガを両サイドに載せ、それに金網を置く。炭からは離して遠赤外線でじっくり焼いた方が旨いとネットに出ていたからだ。また、金網を十分に熱しておいた方が魚の皮が網にくっつかない、とも書いてあった。 で、焼き始めたのだが、どの程度に焼 … [続きを読む] |
食い波、男波、女波、引き込み波、という言葉を皆さん聞いたことがあるだろうか?これは郡上八幡の職漁師が使った言葉でね、面白いから僕の「フライフィッシング用語辞典」にもとりあげて、解説してある。まだ読んでいない人のために書き抜いておこう。知っている人は読み飛ばしてほしい。 くいなみ(食い波) 岐阜県、郡上八幡の職漁師が使う釣り用語。渓流では水平方向および垂直方向の3次元の複雑な流れがあるが、アマゴは餌の流れてくる流れを知っており、その流れにいて餌をとる。その流れを食い波と呼ぶ。最初に食い波という言い方を使ったのは名人・桜井銀治郎 … [続きを読む] |
今週末からシルバーウィークが始まる。当然ながら渓流は釣り人で混雑するだろう。で、16日(水)の休みに近場である丹沢の道志川に釣りに行った。天気は晴れ。 お昼前に出発して道志村まで1時間少々。川を覗くと水量は平水で澄んでいた。こりゃあ難しいかなと思いながら、ま、1匹でも釣れればいいのだから。 一人の釣りは気ままでいい。好きなように釣って、好きなように休めばいい。だがこの日は暑かったなあ。汗を拭き拭き、木陰で休み休みの釣りになった。 どこに入ろうかと迷って、まずは管理釣り場のすぐ下に入ってみた。脱走ヤマメが居るかもしれないと思 … [続きを読む] |
僕はこの数年eBay(イーベイ)というアメリカのネット・オークションで釣り関係の物品を購入している。売り手や他の入札者との駆け引きも面白いが、何と言っても”イイモノを格安で手に入れる快感”が気に入っている。だが、時には粗悪品であったり、お金を振り込んだのに品物が送られて来ないこともあって、なにがしかのリスクはついてまわる。ま、総体として、95パーセントくらいは問題ない取引ができる。 オークションでは見知らぬ相手同士が売り買いをするので、売り手や入札者の信用度が重要だが、この信用度を取引終了後に互いに評価しあって、それが履歴となって … [続きを読む] |
今月いっぱいで今年の釣りシーズンが終わるなと思っていたところに袋井のK松さんから 「遠山川に行きませんか。いいポイントへ案内しますよ」 とお誘いがきた。飛んで火にいるナントヤラで、”いいポイント”という釣り人の殺し文句にもコロリとオトされて、大井川釣行の翌週だというのに行くことになってしまった。ま、最後だし、がんばらにゃあ、と思ったわけだ。 12日(土)、午前中は働き、午後から新幹線で掛川へ。定宿になりつつある「くれたけイン」にチェックイン。ここはね、ネットで予約すると朝食付きで4300円也と安い。部屋は狭いが、快適だし、朝食も … [続きを読む] |
語りぐさになりそうな大井川源流2009の釣りから数日がたち、昂ぶった気持ちも落ち着いてきた。そんなある晩、買いためてあった数冊の本のうちの一つを読んでみた。檜山義夫著「魚釣るこころ」(1982年)だ。 タイトルに惹かれて注文したのだが、内容は予想とはだいぶ違っていた。なぜ人は釣りにのめり込むのかという大命題に挑んだ文学的なものを期待していたのだが、実際は釣り場の保全・管理、釣り人の心得などが書いてあったのだ。少々がっかりしたわけだが、読み進めてみると、まことに優れた見解が述べてあり、日本の釣り場を何とかしなければいけないと思 … [続きを読む] |
[ 1 2 ] | ◀▶ |