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2009年09月16日(水) 
 僕はこの数年eBay(イーベイ)というアメリカのネット・オークションで釣り関係の物品を購入している。売り手や他の入札者との駆け引きも面白いが、何と言っても”イイモノを格安で手に入れる快感”が気に入っている。だが、時には粗悪品であったり、お金を振り込んだのに品物が送られて来ないこともあって、なにがしかのリスクはついてまわる。ま、総体として、95パーセントくらいは問題ない取引ができる。
 オークションでは見知らぬ相手同士が売り買いをするので、売り手や入札者の信用度が重要だが、この信用度を取引終了後に互いに評価しあって、それが履歴となって個人記録に残されている。この取引相手の評価が高いようなら安心してオークションを続けられるわけだ。
 最近あるアンティークリールが出品され、送り先はアメリカ国内のみと指定されていた。とてもかっこいいリールなので、僕はダメモトで出品者にメールを出してみた。
”こんにちは。お洒落なリールですね。とても気に入ったのですが、日本へ送ってくれるわけにはいきませんか?もちろん、必要な送料はこちらで負担します”
すると、
”了解しました。あなたのこれまでの評価がとてもいいので、日本に送ることにしましょう。健闘を祈ります”
との返事が返ってきた。
 へえ、買い手としての僕の評価はそんなにいいのかと思って、eBayの自分のアカウントを開き、フィードバック状況を調べて見た。すると、

"Fast payment from a legendary fly fisherman."
(伝説的フライフィッシャーマンからの速やかな支払いがあった)

とあるではないか!僕は“伝説的”という表現に驚いた。目が点になって、誰か他の人とカン違いをしているのではないかとよくよく見て、思い巡らしてみても、フライの世界で僕と同名の有名人は居ないように思う。ま、本当に僕のことだとしても、伝説的というのは誤り、あるいは大げさ過ぎる。伝説的という表現は、今は亡き人に対して使うべきものではなかろうか。僕はまだ生きているんだから、勝手に殺されてはたまらない!ま、アメリカ人は大げさな表現が好きだからな。
 嬉しいような、だが、仏様か神様にされたような空虚・喪失感がないまぜになって、僕は今複雑な心境になっている。

閲覧数480 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2009/09/16 10:17
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