結局31日は狩野川へ行った。12時過ぎに本流を釣り始めた。天気は良く、水は平水で、水は透明で、期待が高まった。そして綺麗にドライフライで1匹釣れた。
その後、例のポイントに着いてセリ(芹)入り握り飯を食べながらライズ待ちをした。春の野草ではセリが僕の好物である。香りと歯ごたえがいい。だが、ライズは無く、2時過ぎから濁りが入ってきた。工事かも知れないが雪代の可能性もあるだろう。待てども待てども虫は飛ばず、ライズもなかった。そして4時頃からは風が吹き出した。今日もダメかあ、と思いながら中伊豆の川を見に行くことにして移動。
この時、東の空に奇妙な形の雲が浮かんでいるのに気がついた。平たく、丸っこい雲が層状に重なっていた。そんな形の雲は見たことが無かったので、道路脇の見晴らしのいいところに車を寄せ、写真を撮った。全体として雲は細長く、南北に連なっていて、所々が層状になっていた。1個離れていた小さな雲があって、レンズ雲に似ていて、ちょっと見るとUFOっぽく見えた。雲は刻々と形を変えていて、僕はオーロラを見ているような錯覚を覚えた。
大気の境目の状態によってさまざまな雲ができるのだろうが、この雲は珍しいんじゃないかと思う。誰か雲に詳しい人が居たらこの雲の名前を教えてほしいものだ。
大気の異常が起きていることと関係あるかどうかわからないが、この日のイブニングライズの時間帯にはヒゲナガもまったく飛ばず、ライズもなかった。
妙なことがあるものだ。地球環境が変わってきているのかな、という気がした。