金曜日の朝、急に「よし、岩手いこう」と思い立った。天気も良さそうだし、土日は休みだし、6月の岩手が渓流釣りのベストシーズンであることは先刻承知である。朝の9時前に紫波町のロッドビルダーのU田さんに電話で
「今日、これからそっちに釣りに行きたいんだけど・・・」
と言うと、
「え、今日ですか?!・・・。いいですよ。何とかなります。案内しますから、来てください。新幹線は新花巻で降りてください。迎えに行きますから」
とのこと。いやあ、ありがたかった。
というわけで、新幹線で新花巻に着いたのが夜9時頃だったろうか、その日は宿舎にとまり、土・日と釣りをして日曜夕方6時41分の「はやて」で帰り、相模原に着いたのが夜の10時過ぎだった。
二日間、5カ所の川に、U田さん、I川君、T橋さん、O久保さん、I崎さんが一緒に釣りに行ってくれ、とても楽しい釣りとなった。釣果の方もすばらしく、二日間で30匹以上釣った。イワナが7割、ヤマメが3割。最大サイズはイワナの28センチだった。
土曜日は朝から肌寒く釣れなかったが、I沢に行って3時頃から陽が出て暖かくなって虫が飛びだし、夕方の2時間だけで20匹釣れた!バレたのを入れると掛けた魚は30匹近い。ほぼ入れ掛かり状態だった!これほど釣れたのは僕の釣り人生でも最高の部類に入るだろう。まさに夢のように釣れたのだった。
日曜は雫石水系に行き、いい型のイワナが釣れた。また、R川という美しい渓流で釣った。
岩手の素晴らしい渓流と渓流魚に心からの賛辞を送りたい。
今回は、はた迷惑を考えずに無理矢理釣りに行ったのだが、すばらしい釣りになり、本人はもちろん喜んでいるのだが、U田さん始め、支援してくれた岩手の釣り人に深く感謝している。
ありがとう、皆さん!!!
僕は泣くほど嬉しかったよ!