焚火どの
いやまったく、そのとうり。
3月7日(日)。今日は狩野川に行く予定だったのだが、朝現地へ電話してみたら、雨が強く降っていて川はドロ濁り状態だそうだ。狩野川行きは中止にした。 で、どうしようかと考えた。世附川C&Rと養沢に電話して川の状態を聞いたら釣りには問題ないとのことだった。考えてみたら養沢のヤマメバッジが欲しかったのだが、まだもらえていない。このバッジは養沢で標識ヤマメを釣った人がもらえるのだが、標識ヤマメ(アブラビレを切ったもの)は200匹しか放流していないので、なかなか当たらないのだ。養沢に詳しいK住野さんの話では、3月のオープン当初なら比較的当たりやすいが、それを過ぎると宝くじみたいになってしまうそうだ。20何年か前、僕が養沢に通い詰めていた頃、このバッジが欲しかったんだが、結局ダメだった。去年も何回か養沢に行ったが、標識ヤマメは釣れなかった。そして、今日は3月7日、まだオープンして1週間だから可能性は十分あるだろうと思った。で、行くしかないと思い定め、養沢に行くことにした。養沢の受付に着いたのは1時過ぎになっていた。 養沢は寒かった。雨は一日中降り続き、3時頃にはミゾレになった。水温は7℃で、気温は釣り始め頃は7℃、夕方には3℃に下がった。水量はやや多い程度で薄い濁りが続いた。とんでもない悪条件での釣りとなった。ドライフライを投げてみたがまったく反応無し。そこで、ニンフに切り替えた。ニジマスは簡単に釣れるが、ヤマメの当たりは小さく、集中しての釣りになった。 結局、ニジマスは20匹ほど、ヤマメを7匹釣ったところで、念願の標識ヤマメが釣れた。ヤッタァ!20年来の思いを遂げた感じだった。このバッジはね、僕が作ったアマゴバッジのモデルなので、ヤマメバッジ自体はサンプルでもらっているのだが、今回やっと自力で獲得したので、大いばりで帽子に付けることにした。 たわいない話だが、僕はとっても嬉しい。"景品”や”勲章”を欲しがるなんて子どもなんだね、釣り人というのは! |