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2012年02月14日(火) 
 ある朝、お務めに出るために自宅の玄関に行くと、靴箱の上の壁に、眩しいくらいに明るい赤、青、紫などのきれいな色の模様があらわれていた。
 お、なんだこりゃあ、とびっくりして光の元をたどると、玄関ドアの上部にあるステンドグラスをとうして朝日がさし込んでいたのだった。このステンドグラスはグレーリングの図柄であり、その背びれのところに陽が当たっていた。ほほう、こんな風になるんだなあとボクはしばし見とれたものだ。ステンドグラスというのは室内から絵を楽しむだけじゃなく、太陽の光がさしこんで床や壁が色とりどりの模様に映し出されるのもいいもんだなあ、と思った。
 玄関ドアは南側に面していて、冬で、太陽が低くなって、うまく障害物の間隙から太陽光がステンドグラスに当たったようだ。家を建てたときはこんなことはまったく予想していなかった。偶然の産物だった。
 ちょっと贅沢な気分である。ま、この歳になったから、このくらいの贅沢は許されるかな、と思った。



閲覧数1,046 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2012/02/14 10:32
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2012/02/15 20:50
    鉛筆狂四郎さん
    2号クン

    ちょっといいでしょ。

    実物かあ。
    なかなか片づかなくてねえ。
    まだ一度もお客さんをしていないんだよ。
    釣りシーズン中はむずかしいから、今年の年末かな?
    次項有
  • 2012/02/15 01:01
    さん
    お名前:2号

    すばらしいですね。
    この玄関は狂四郎さんの人生を経て完成した作品だと思います。
    決して偶然の産物では無いですよ。
    早く実物が見たいですね。
    次項有
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