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2009年01月05日(月) 
 ウラタン・スペシャルというのはフライの名で、30-32番のフックに巻かれた極小ミッジのイミテーション・パターンだ。「うらたんざわ渓流釣り場(人呼んでウラタン)」の冬にはヤマメが空中に躍り上がるライズが起こるが、何を捕食しているのか誰も知らなかった。僕とO川さんで通い詰め、体長2-3ミリメートルのユスリカのアダルトを捕食していることをやっと突き止め、フライロッダーズという雑誌に記事を書いた。その時に作ったイミテーション・パターンがウラタン・スペシャルであった。
 そのフライを僕は10個ほどウラタン釣り場にある売店に置いもらい、販売を依頼していた。その後、ウラタンに釣りに行くたびに聞いたが、なかなか売れないという話だった。
 で、この正月にウラタンに様子を見に行ったとき、管理人のS戸さんが
「売れましたよ、フライ」
と言う。
「おお、そうかい。嬉しいなあ。いくつ売れたの?」
と聞くと、
「五個売れました。あるベテランの方が一人で五個買っていったんですよ。巻く時の参考にすると言って」
とのこと。
 僕は自分が考案して、自分で巻いたフライが売れた、ということがとても嬉しかった。プロタイヤーの仲間入りをしたような気分だ。
 写真の左4個がフライで、右側は極小ユスリカ。
 その後、この極小ユスリカに注目しながら管理釣り場に行き、極小ユスリカは年間を通して見られること、どの川にでも居ること、を確認している。自然の川にも当然居るはずである。皆さん、フライボックスの片隅にこのウラタン・スペシャルを2-3個入れておくことをお薦めしたい。イザという時のために。

閲覧数437 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2009/01/05 14:04
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