5月10日、1年間の掛川のフライフィッシングのスクールの最終回が春まっさかりの遠山川で行われた。
僕は8日、9日と福岡で学会があって、9日の3時まで口演を聞き、すぐに空港に向かい、福岡発4時半の飛行機で羽田に行き、品川から新幹線で掛川へ向かい、車内で弁当を食べた。掛川に着いたのは9時近くになっていた。くれたけイン泊。ホテルでスーツ・ネクタイを脱いで釣り姿になり、さんぱち屋に飲みに行った。酒が旨く、生のサクラエビと「じゅるじゅる」が気に入った。そして、猛烈に眠くなり、ホテルに戻って爆睡。
翌日は5時に起きてY川君の車で遠山に向かう。9時過ぎには皆と現地で合流、テンカラの鬼の榊原さんも来てくれていた。
川は増水で釣りにくかったが、そこそこ釣れ、同行のG藤さんもイワナが釣れた。釣りの後に集まり、聞くとスクールでいまだアマゴ・イワナが釣れていなかったF原さん、N崎さんにも釣れていたそうだ!これで、受講生全員が釣れたわけで、今年のスクールは大成功ということになった。これも、受講生本人の努力もあるが、スタッフ・コーチ陣のおかげでもあり、オツカレサマデシタ!
スクールが終わり、帰り支度をしていたら、K松さんが、これからパラダイスに行きませんかと言う。僕は疲れていたが、パラダイスという言葉には逆らえなかった。さもしい釣りたいクン根性はまだ治らない。結果は、ま、そこそこ釣れたのだが、釣り人が入っている雰囲気もあり、もはやパラダイスというのはややオーバーかな、と思う。
いやあ、今回はちょっと強行軍だったが、結果はすばらしいものだったし、頑張りがいがあったというものだ。僕もそれなりに楽しませてもらったし、このスクールでは人の輪もひろがったし、ありがたいことである。