アルフレッド・ロナルズが書いた「フライフィッシャーの昆虫学」の翻訳を始めたのは3月の初旬だったと思う。そして、今日、その翻訳が終わった。約2ヶ月半かかったことになる。 一応、訳が終わった粗原稿ということであり、こなれた、読みやすい日本語にするにはまだまだ手がかかる。わかりやすい日本語にするために、原書に書かれていないことも少しは書き加えなければいけないが、それにも限度がある。やりすぎると原書の持つ雰囲気が損なわれるからだ。この辺が難しいところでネ。完成にはいま少し時間がかかりそうだ。 それにしても19世紀にはとんでもない”フライ狂い”が居たもんだネ。 彼は後半生をオーストラリアで過ごし、バララットの美しい湖のそばに居をかまえ、一生を終えたが、そこに彼の記念碑が建っているそうだ。その記念碑がかなり傷んできていて修理のための寄付を募集していることがわかったので、わずかながら寄付をすることにした。ついでに彼の本を日本語に訳して出版しようとしていることを手紙に書いて、子孫または保存協会の了承をもらっておこうとと思っている。後でいろいろトラブってもいやだし。 それとロナルズの写真か肖像画があればいいのだが、それも今後探していこうと思っている。 |