お名前:大澤 義雄
悪天候の中、慣れない営業? ご苦労さまです。
待望の本=「フライフィッシャ―の昆虫学」本日、相模大野のバートンで購入させて頂きました。
3月、神田の鳥○書店で第5版の原書を見たのですが、小生が翻訳するのに170年以上かけても出来ない事が解りました。
川野先生に感謝! 本の出来栄えも、お洒落で、期待以上の出来栄えです。 カワノ・ブックスの3冊目、4冊目、5冊目の出版を期待しております。
5月11日の水曜日、定休日。この日は釣りではなく、「フライフィッシャーの昆虫学」の販売のために東京に営業に行った。単独での営業まわりであった。 訪問先はサンスイ、大阪屋(アマゾン)、丸善本店の3カ所。この日はヒゲのトリミングを念入りにやって、髪をなでつけ、おとなしいシャツを着て、ジャケットを着た。相模原から東京までは電車で行き、都内ではタクシーで移動することにした。 医師で営業周りなんてしたことがある人はボク以外にいるのだろうか?おそらくゼロだろう。医学書を書くときは出版社から丁重な依頼が来て、原稿を送れば、それで終わり。出版・販売は出版社がやり、ボクはわずかな印税を受け取るだけだ。このように本業での出版は楽でいいんだが、趣味の本となると話はまったく違う。渡辺淳一、古くは森鴎外、手塚治虫、北杜夫のように作家になってしまえばもちろんちがうだろう。彼らの場合はもはや作家が本業になっていたわけだから。 雨の東京は蒸し暑かった。タクシーでは軽くエアコンを入れてもらった。渋谷→水道→丸の内と移動した。あるタクシーの運転手さんはとても良心的だった。渋谷駅から渋谷サンスイまで乗ったんだが、行き先の住所を見せると、 「ワンメーターくらいの距離なのはわかっているんですが、そのサンスイという店に正しく着けるかどうか自信がありません。すこしグルグル回るかも知れませんが、メーターはワンメーターで倒しますので、それ以上はいただきません」 と言う。やや心配になったが、時間に余裕もあったので、彼にまかせることにした。結局はダメで、サンスイにに電話して誘導してもらった。 水道では路地の角に緑色の固定電話を設置してあるのを見た。めずらしいし、かなりヨレていたし、壊れているかと思ったが、10円玉を入れると「ツー」と音がした。現役であった。 丸善本店は東京駅前の丸の内オアゾの中にあった。ここは異空間でね、ヨーロッパにでも行ったような感じだった。探し回って、やっとタバコの吸えるコーヒーショップを見つけた。 帰りは中央線に乗って、座れたので、そのまま八王子まで行った。東京を離れるとホッとするナァ。思いたくはないが、歳をとったのか、と感じてしまった。ま、昔から東京の雑踏や満員電車は嫌いだったが・・・。 かくして、営業は終わった。よくしゃべったなあ。皆さん、丁寧に応対してくれ、取り扱いのOKをくれたが、やや疲れた。やれやれ。 |