お名前:N崎
おめでとうございます。やっぱり先生。期待通りやっちゃい
ましたね。私もいつかは挑戦してみたいものです。でも当面
は30匹ぐらいを目標にして頑張ってみます。来週もどうも
雨ばかりでコンディションがあがりそうにないですね。今年
は狩野川の年券買いましたから懲りずにガンガン攻めてみま
す。お勧めいただいた大見川もねちっこくやってみます。
今日は朝から晴れ。普通通りに起きてクリニックへ行き、釣り支度をして、中津川フィッシングエリアに向かった。途中のコンビニでおにぎりを買った。 釣り始めたのは10時過ぎだった。この日は日曜で天気もいいからか釣り人はとても多かった。こりゃあ間違えたかな、100匹釣りは水曜の定休日にすれば良かったかなとくやんだものだ。隣との距離は6-7メートルしかないし、ルアーやフライが飛び交っていた。 それでも釣り始めた時からライズがあり、ウェットフライで数匹釣った後、マラブーニンフで色を変えながら35匹ほど釣った。100匹釣りという大目標があるのでドライフライは使わないことにした。腹が減ってきて、おにぎりを食べながら釣った。 お昼過ぎに風が出てきた。ライズはなく、ニンフにもアタリが落ちてきた。こりゃあ見切られてきたなと感じ、場所を変えることにした。池の中央に噴水が出ているところがあり、そこで釣り始めるとすぐに5-6匹釣れ、いろいろ工夫して10匹以上が釣れた。そこもだんだん釣れなくなり、さらに下流側に移動。そこにはフライマンが固まっていた。ライズは無く、ここでもマラブーニンフの色を変えながら釣り計65匹ほどになった。だが、釣れる間隔がだんだん間遠になってきていて、時刻は4時頃になっていた。こりゃああぶない、時間切れになりそうだし、100匹釣るのは難しそうだなと思った。少々疲れも出てきていた。 そしてハッチが始まり、ライズがだんだん増えてきたのだった。始めはユスリカで、後に大型のカゲロウが出た。最後はヒゲナガも出たが。 ライズが始まれば鱒の食欲はがぜん旺盛になり、ユスリカのソフトハックルで面白いように釣れた。3本持っていたユスリカ・ソフトハックルは消費され、他のフライで代用せざるを得なかった。 今回初めて実感したんだが、たくさん鱒を釣るにはフライをたくさん用意しておく必要がある。1本のフライで5-6匹も釣るとフライが壊れたり、フックが変形したりして使えなくなる。フェザントテールやヘアーズイヤーなどであれば10匹以上釣れるだろうが、マラブーニンフは壊れやすいから1個で10匹以上釣るのはむずかしい。 80匹を越えたあたりから僕はプレッシャーを感じ始めた。あたりはだんだん暗くなるし、5時の時間切れが迫っていた。だが、5時を過ぎても放送はないし、釣りを止める人はいなかった。そこで隣の釣り人に聞いてみると、延長料金を払えば7時まで釣ってもいいんですよ、とのこと。助かった、と思った。あと2時間あれば20匹は釣れるだろう。竿を振る右腕が重く感じだしていたが、ここが最後のふんばりどころだと思った。 そして、6時頃には90匹まで行った。ここからが実は大変だった。イブニングライズは終わりにさしかかり、激しいライズは鳴りを静め、鱒は静かに虫を吸い込んでいるだけだった。僕は真剣になり、丁寧にライズを狙ってキャストしてドリフトし、時にはゆるやかにリトリーブして鱒を誘った。この時ばかりはウェットフライは効かず(マラブーニンフは使い切っていた)、ユスリカのフローティングピューパが有効だった。1匹釣るのに5分くらいかかったような気がしたが、実際はもっと短かったようだ。 97,98,99匹目を釣り、そして記念すべき100匹目が釣れた!ここで終わりにしても良かった。朝から休憩も取らず、1回トイレに行っただけで、釣り詰めだったからね。ホッとため息が出たのだが、待てよ計算間違いをしているかもしれない。100匹釣ったつもりでも実際は99匹か、98匹かもしれないじゃないか、と。そこで、もう数匹追加を釣っておこうと考えた。もう、あたりは真っ暗で釣り人は対岸の釣り師と僕の二人だけだった。そういうわけで、追加の3匹を釣り、終了にした。 まとめ:いやあ、100匹釣るのは大変だった。よくやったと自分を褒めたい感じだ。僕の釣り経験、釣りの技術、それにフライを総動員して、休み無しに釣り続けてやっとぎりぎりで可能だった。終わった後は開放感があり、右手はダルかった。 ま、2度とやろうとは思わないが、面白い体験だった。皆さんもどうですか、挑戦してみては?まる一日、バカになって釣り狂ってみるのも一興だよ。 |