9月22日。台風北海道に上陸。前日までは阿寒町のドリフトウッド・ロッジ、今日からは弟子屈の鱒やに泊まるが、どちらにもテレビや新聞はなく、世間の情報からは隔離されている。どうでもいいニュースは聞きたくもないが、天気予報は釣り人としてはとても気になるので、ロッジのオーナーに聞くしかない。この日、弟子屈でも風が強く、雨もかなり降った。だが、外に出られないほどではないので観光を兼ねてドライブすることにした。思いつくままに書いてみよう。
こちらにはセイコーマートというコンビニが多く、そこで箱入りのアーモンドグリコを売っていた。懐かしい味であり、ボクはまとめて買い込んだものだ。
鱒やのオーナーである橘さんから屈斜路湖への行き方を教わるY田さん。橘さんの書く地図はわかりやすく、しかもとても正確だった。
お金があり余っている人が作ったレストランとフライフィッシング・ミュージアム。コーヒーを飲んで、見せてもらった。なかなかのコレクションだが、ボクの目を惹きつけたのはこの彫刻(?)。イトウが魚を飲んでいた!
川湯町にある蕎麦道楽という蕎麦屋。老夫婦でやっていて蕎麦はとてもおいしかった。
川湯温泉に行った。これは、これ以上ひなびようがないほどひなびた温泉だった。入浴料は250円。お湯は最高だった。
下見をかねて屈斜路湖をほぼ1周したが、途中で出あったキタキツネ。ヒトに慣れているようで、車に近寄ってきた。
屈斜路湖の南岸にまわると、風と波はとても強かった。白波をごらんあれ。
むかし流行ったクッシー。土産物屋で小さな木彫りのクッシーを買った。また、ジャガイモを潰して円盤型にして揚げたものを二人で食べた。そのおやつの名前は覚えていない。
こんな具合の1日だった。台風のおかげで釣り無しで過ごした1日となった。たまにはいいかもネ。もったいないが、自然相手にケンカしても始まらない。