今年の渓流釣りのフィナーレとして、静岡の釣友たちと一緒に、白馬フロンティアにイワナ釣りに行った。 金曜のよるは「みみずくの湯」にゆっくり浸かり、夜はワインを飲みながらイタ飯を食べる。食後は、この日同宿していたT中さんと、Y田さん、とボクとY本さん、4人で飲んだ。このT中さんが、とびきりの釣りキチだったなあ。 土曜は皆が到着して、沢割をして、山に上がり、かなりの急坂を下って沢に入った。水は少なめで綺麗だったが、イワナが釣れない!ときどきフワッとイワナがフライに浮き上がってくるが、フライをくわえないのだった。Y田さんとおかしいおかしいと言い合いながら上の道まで着いて、側溝をみると、あったあった、イワナの内臓が点々と沈んでいた。しかも大型ばかりであった。つまり、餌釣り師が大量にイワナを釣って抜いたあとだったのだ。内臓は白っぽく、赤身はないので、今日ではなく、過去2日以内だと思われた。ボクはなんとか2匹を釣り、1匹は25センチメートルで、全体に黒く、頭部がことに黒く、婚姻色が出ていたが、ヒレの白い縁取りがとてもあざやかで綺麗だった。近くの沢に入ったN居田、S井組、S浦、M浦組もたいした釣果はなかったらしい。 夕方には別れてイブニング・フィッシングを姫川本流でやったが、20センチメートルくらいのイワナが2匹釣れただけだった。だが、風もなく、気持ちのいい釣りだった。 夜は全員参加の夕食と宴会で、N居田君差し入れのシャンペンで乾杯し、いつものように盛り上がった。竿頭はT橋さんで、ある川の上流部に入り、夢のような釣りだったそうだ。一つのポイントから何匹も釣れ、2-3時間釣って50匹以上を釣り、最大サイズは35センチメートルだったそうだ!まさにイワナのサンクチュアリに当たったらしい。 日曜日。ボクは昨日の疲れが残っていたのか、あまりよく眠れず、また、台風が近づいてきていたので、この日は釣りをやらず、早めに帰ることにした。皆も早帰りするという。そんな状況にあってもN居田、フトシ君はザイルをもって、ある川の奥に釣りに行くそうだ。水が出て、この前のようなことにならなければいいが、と思った。ま、早めに帰るとは言っていたが・・・。 今年の渓流釣りもこれで終わりだ。禁漁間際には釣り人が多いから、ボウズをくらうことが多いのだが、ボクは運良く数匹を手にすることができた。 皆さん、幹事のN居田君、お疲れ様! 山田さん、おせわになりました!また、来年! ゴルゴンゾーラ、旨かったよ!