15日、水曜日(定休日)。晴れ。
今日は何をしようか。
翻訳をするか、それともDVDの映画やオペラを見るか?
いやいや、せっかく晴れているんだから釣りに行かなくちゃあ。
ヘラか、それとも、フライか?
ヘラはね、島根の釣りがあまりに良かったものだから、相模原のヘラ釣り場がどうしても貧弱に見えて、気が進まない。困ったものだ。
一碧湖か相模湖に行けばまずまずの釣りができるんだが、それにはかなりの早起きをしなければいけない。もう午前10時だし、もう遅い。
じゃあ、フライか?
狩野川はほぼ終わったし、千曲や鬼怒川は遠い。丹沢は釣れないし、日川はまだ冷たいだろう。
そして、昼からのフライとなると管理釣り場ということになる。
水の綺麗な自然渓流の管理釣り場がいいな。候補は養沢かウラタン(うらたんざわ渓流釣り場)または丹沢ホームだが・・・。丹沢ホームは標高が高いのでまだ水は冷たいだろう。養沢は来月、蛍の飛ぶころに行こう。というわけで、ウラタンに決定した。
ウラタンはガラガラで、先客は3名のみだった。新緑が美しく、ヤマフジが満開だった。透明度の高い渓流に立ち込むのはとても気持ちが良かった。山女魚のC&R区間では、連休でいじめられた後ではあったが、なんとか5匹をドライフライで釣った。
帰りがけに事務所に寄り、専務の克彦君と話した。釣り場の経営・維持もかなり大変らしい。
「けっこう大変でね、疲れてきましたよ。自然が相手なんで、リスクが大きいんですよ」
と言っていた。
せっかくの美しい釣り場だし、がんばって続けてもらいたいものだ。
ウラタンがなくなるとボクが困るのだ。
1時間のドライブで、綺麗な渓流で、ドライフライでヤマメが釣れるのだから・・・。