4月19日、恒例の芦ノ湖釣行に行った。久し振りに掛川のO川さんと二人で舟に乗って釣ったが、寒く、雨も降って、二人ともボウズをくらってしまった。シリナガマダラカゲロウが出たが、ライズはなかった。ヤマザクラが満開だった。 夜はT橋さん、居田君、S浦君、S山君たちと湖尻のコテッジに泊まってT橋さん手作りの料理と酒で飲み会。エビチリが絶品だった!S山君はこの日狩野川で大物を逃したそうで(彼の話では36センチメートルくらいあったと!)悔しがっていたな。 20日の朝は散会で、どうしようかと思ったが、昨日は雨でエラブタマダラカゲロウがたくさん出て良い釣りだったそうなので、この日も曇っていたし、ボクは狩野川に向かった。 大見川で何カ所か見て回ったが虫は飛ばずライズは無かった。しかたなく、先週28センチメートルが出た所に行くことにした。だがね、虫の飛び方が少なかったな。その場所の100メートルくらい下のプール(50センチメートルの魚を目撃した場所。その魚はその後目撃されていない)では、小さなライズがあったので、じっくり待っていると、やや早い流れでバシャといういいライズが2度続けて起こったので、すぐに川に入り、フライを投げると1-2投めに釣れた!そのファイト中にS山君が現れたのだった。「お、いいのが釣れてますね」と言いながら、ネットに入った姿を見て「ああ、いいですねえ、9寸ですね」と言う。ボクが27センチメートルにはちょっと足りないかなというと、いや、このカタなら9寸と言うんです、とのこと。ま、地元のやり方にはすなおに従った方がいいからね。この魚もツマグロ風のナイスバディの魚体だった。 写真も手伝ってくれ、えらくどう猛な顔で大物風に写ってしまった。ははあ、これは雑誌用の撮り方だなと思った。せっかくなので、魚をリリースする瞬間を撮ってもらったりした。 その後、暗くなるまで待ったが、ライズなし。あとは伊豆長岡の「大ちゃん」で鰻を食べて、田中山のK木宅で薪ストーブの暖とコーヒーをいただいて帰路についた。 ウム、今年は大見川で25センチメートルを越える(成魚放流魚ではない)アマゴを4匹も釣っている。例年にない好成績である!この調子でいくと、いずれは尺になんて思うが、そうは簡単には行かないだろうな。