「ダス・ベステ・オーダー・ニヒツ Das Beste oder nichts」というコピーがテレビで流れ始めてだいぶたつ。メルセデス・ベンツ日本のキャンペーンコマーシャルで使われていて、創業者のゴットリープ・ダイムラーの言葉だそうだ。
　ドイツ語がテレビで流されるのはめずらしい。英語に直すと「The best or nothing」、日本語では「完全か、無か」ということになるだろう。平たく言えば、完全なもののみを販売し、不完全なものは販売しない、すなわち廃棄する、ということになる。まことに立派な職人魂である。
　ボクはこのコピーを聞くたびにアメリカのあるバンブーロッド・ビルダーを思

　K木さんと御殿場で待ち合わせをして、飯を食いながら打ち合わせをした。ついでだからちょっと裾パ（裾野フィッシングパーク）で遊んでいこうということになり、２時間ほどニジマスを釣った。
　その帰りがけ、裾野インターに入る直前、雲が黄金色に輝く夕焼けを見た。こりゃあ写真を撮らなくちゃあと、あわてて道路から脇道に入り、写真が撮れる場所を探して回って、やっといいところにクルマを停めたら、さっきの夕焼けはもはやなく、雲は赤黒い、オドロオドロしい色になっていた。それもおもしろかったので写真を撮った。
　綺麗な夕焼けを撮るのはほんとうに難しいナア

　ツンというヘラのアタリに、ピシッと合わせをくれれば、ガツンとヘラが乗る。この感覚が病みつきになってしまったボクは、この４日間で３日ヘラ釣りに行った。
　今日は第３日で、六倉ヘラ釣り場に朝から行った。朝６時に起き、クリニックに行って身支度して、途中のコンビニで弁当を買い、釣り場に着いたのは８時半だった。
　六倉ヘラ釣り場は相模川の伏流水を利用しているので水の透明度が高く、水温は冬でも低くはならない。この釣り場は南北に長いので、風は吹き抜けやすく、波があることが多い。ボクは繊細な浮きの動きを捕らえて釣りをしたいので、波があっては困る

　あるとき、突然、アーモンドグリコ・キャラメルが食べたいと思った。例のグリコ事件でこのキャラメルが市場から消えたのはもう大分前の事であり、手には入らないかもしれないなと思いながら、ネットで調べてみた。すると、驚いたことに簡単に見つかり、すぐに注文した。袋入りと箱入りと両方注文した。
　届けられて１個食べて見たら、昔と同じ味で、懐かしかった。クルマに置いたり、釣りのベストに入れたりして、当分楽しめそうだ。

　グリコ食べ、小さな幸せ、見つけたり。　信

　１７日水曜日、静岡県十里木カントリークラブで「釣りたいくんカップ」に出た。前から誘われていたんだが、踏ん切りが付かず、今回はどうした風の吹き回しか、出てみようと思った。
　天気は曇りでほぼ無風。まずまずのゴルフ日和だった。
　ゴルフカートが面白かったなあ。自動で走り、自動的に止まる。リモコンスイッチが付いていて、フェアウェエイからも操作ができる。ただし、フェアウェエイの中には入ってこないで、横の舗装路だけを走るので、いちいちカートまでクラブを取りに行くのが面倒ではあった。それでも１８ホールを自力で歩くよりはずいぶんと楽だろう。

　ボクの自宅はクリニックから車で１０分ほど走った所で、上溝という地区にある。電車の駅では相模線の番田駅がすぐ近くにある。だから東京に行くときは自宅に車を置いて、相模線で番田駅から橋本まで行き、橋本で京王線に乗り換えて新宿に出る。うまくいくと１時間ちょっとで新宿に着く。
　相模線は橋本から茅ヶ崎まで走っているローカル線で、電車の本数は少なく、１時間に２－３本くらいだ。だから、自然、待ち時間が長いことが多い。そんな時はタバコを吸いながら、駅の周りをブラつくことになる。番田駅は夜は無人になるほど小さな駅で、駅舎のすぐ脇には小さなお社が

　１７日には「釣りたいくんカップ」というゴルフ大会があり、ボクも参加することにした。ボクも若い頃にはゴルフをやっていた。正確にいうと１９７２年頃（２９歳）から１９８０年（３６歳）の間である。かなり真剣にゴルフに取り組んだので、ベストスコアは７８！。この時は前半で３４という思いもしないいいスコアが出たので、後半は舞い上がって４４をタタいたのだった。コースは伊豆スカイラインCCだったと思う。今は昔の話である。
　１９８１年からは釣りを始め、ゴルフはプッツリとやめた。その後、１９８６年頃にオランダで学会があり、付き合いでゴルフをやったが

　ボクはある医学雑誌（英文）の審査委員をしている。投稿されてきた論文を審査して、雑誌に採用するかどうかを判定するわけだ。採用されればメデタク雑誌に掲載される。この審査が大変でね、いい加減な論文が雑誌に載ると雑誌の評価が下がってしまうからね。　昨日、ある論文を審査した。それがヒドイ論文でね、英語になっていないのだから。単語の使い方が誤っているところが数カ所あり、意味不明の文章も数カ所にある。余計な考察もあるし、どうしようもない。ボクはあまりの英語のつたなさに唖然としてしまった。「大幅に書き直して再提出」という判定結果を編集長に提

　このところインフルエンザワクチンの予防接種を受けに来る人が多い。今日も母親とこども二人が受けに来た。子どもは上は６歳の男の子、下は３歳の女の子だった。上の子は診察室に入ってくるなり、患者さん用の回転丸椅子に載ってグルグル回ってはしゃいでいる。嫌がって暴れる子が多いのだが、タマにこんなのも居る。母親は可愛い感じの３０ちょい過ぎの人で、
「ちょっと、静かにしなさい。病院でははしゃがないように言ったでしょ」
と叱る。
お兄ちゃん、そして妹の接種が終わって、シールをあげる。ここでは予防接種が終わったあと、子どもには頑張ったごほうびにシー

　もうそれが始まって１０年近くなるんじゃないだろうか。伊豆、田中山に住むK木さん宅で、禁漁になって行われる恒例の「焚き火会」に参加した。彼の家は田中山という小高い山にあって、周囲には住宅は少ないので、安心して大きな焚き火ができる。そして、彼の家は三島・沼津市はもちろん富士山がよく見える絶景の地に建っている。
もともとボクとK木さんの近い友人が集まって始めたんだが、友だちの友だちが来たりして、多い年は２０名くらい参加したこともあった。今年は中心メンバーだけであり、７－８名の参加で、S崎さんは宇都宮から来てくれた。彼の家には彼専用の離れ