■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://e-jan.kakegawa-net.jp/blog/blog.php?com_mode=1&key=126529
2007年09月18日(火) 
 フライフィッシング・スクールで大井川源流に釣りに行った。総勢16名!
 井川ダムの駐車場から荷物を担いで30分歩き、バスに乗って未舗装の道を1時間半かかって二軒小屋に到着。
 標高1400メートル地点にある二軒小屋に泊まったわけだが、空気は清々しく、快適だった。
 台風が近づいていたが、それてくれたようで、雨ときどき晴れといった感じだった。
 それにしても夕食の後はみんな盛り上がったなあ。山登りの他のお客さんもいたので迷惑にならないようにしようと言っていたんだが、酒が入ってからは掛川パワーが爆発して、ついにはペディキュアをされ、顔に眉墨を塗りたくられた男もいたようだ。
 で、釣りのほうだが、嬉しいことに岩魚はたくさんいた。生徒さんは5名全員とも投げたフライに岩魚が反応を見せたそうで、喜んでいたようだ。今回の最優秀生徒は何と言ってもデイビッドだった。1日目には僕がアシストして岩魚を釣り、2日目には独力で岩魚を釣った。これはスゴイことだヨ。まったく釣りをしたことがないのに、このスクールに入って6ヶ月目に自然の岩魚を釣ったのだから!
 二軒小屋では東京からきたという登山客の人と僕はよく話をした。僕と同い年で、その日はなんと12時間も歩いたそうだ!僕は高校時代は山岳部で山歩きをしていたんだが、もう、今では身体がすっかりなまってしまった。
 確かに釣りに来たんだが、僕はなんとなく今回は別の感覚を感じていた。それは釣りに来たというより”山に来た”という感じなのだ。どうしてそう感じたのか、説明できないんだが、そんな風に感じたのだった。そう言えば、渓流釣りを山本素石氏は「山釣り」と呼んでいたナ。
 二軒小屋を発ち、山から下界へ下っていくとき、数十年ぶりにリュックを担いでいたからかもしれないが、ふと、高校時代に歌っていた歌を想いだしていた。それは、雪よ、岩よで始まる山男の歌で、僕は最後の番をよく口ずさんだものだ。

 山よ、さよなら、ご機嫌よろしゅう、
 また来るときにも笑うておくれ

 また来るときにもぉ、笑うておくれ・・・


閲覧数1,091 カテゴリ日記 コメント6 投稿日時2007/09/18 23:39
公開範囲外部公開
コメント(6)
時系列表示返信表示日付順
  • 2007/09/18 23:52
    こんばんは。

    2日間、お疲れ様でした。
    みなさんの釣果は満足いくものでは
    なかったかも知れませんが
    良い思いでになったのではないでしょうか?

    それにしても、沢山の写真撮りましたね~!
    いつ、撮られたのでしょうか?(驚
    次項有
  • 2007/09/19 00:01
    鉛筆狂四郎さん
    鯉次郎さん:
     ありゃあ、書いている間に、もう書き込みが来た!
     修正する前の分を読まれていたんだねえ。

     歳だからねえ、休み休み歩いているときに写真を撮るんだよ。休憩を兼ねてね。だから、ハーハー言っているときに撮るから手ぶれしたりしてね。ハハハ。
    次項有
  • 2007/09/19 22:22
    マツイさん
    狂四郎先生 お世話になりました。
    ここに来れただけで満足!っとなってしまいそうな
    心を振るい立たせて、上流に分け入った甲斐がありました。
    次項有
  • 2007/09/19 22:59
    鉛筆狂四郎さん
    マツイさん:
     一般の人はマズ立ち入らない、大自然のまっただ中に踏み込んだ感じだったでしょう。
     非日常の中に身を置いてみるのもいいものでしょう。下界の価値観や肩書きは何の役にもたたないことがわかるし。
     山では、スローライフ式に言うと、作法を守らないと命を失うからね。大井川源流ではその雰囲気が少しだけ味わえたんじゃないかな。
     
    次項有
  • 2007/09/21 22:32
    めだかさん
    すばらしい場所でフライフィッシングができる。
    そこにいるだけでも満足なのに・・・。

    お疲れ様でした。

    昨年は、7月ということで、たくさんの人間の入渓が
    確認されましたが、今年は少なかったようでした。
    昨年に続いて参加できましたが、先生の言われる
    イメージが実感できた二日間でした。
    ここにフライを流せば・・ここで・・出た・・
    という感じで、昨年では考えられない状態を実感でき、満足感で一杯です。
    まだまだ未熟ですが、いろいろな体験をとおして、
    精進したい、そんな二日間でした。
    今後ともよろしくお願いします。
    次項有
  • 2007/09/22 10:32
    鉛筆狂四郎さん
    めだかさん:
     確かに今回の状況はとても良かった。
     ささ濁りという最高の状況だったからね。
     それにしても
     めだかさんは急速にウデをあげているね。
     顔にも”自信めいたもの”が出てきたよ。
     たのもしいなあ。
     もう、ビギナーは卒業だね。
     あとは経験を積み重ねるだけだ。
     たくさん落胆して、たくさん感動してくれ!
    次項有
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
狂四郎さん
[一言]
■この日はどんな日
ほかの[ 09月18日 ]のブログは、
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み