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まーちゃさん、凄い。深い。東北の方で放射能を無害化する化合物を微生物たちが作り出していると良いんですねえ。
きのう、10月21日の中日新聞の全面広告のP22にこんな書き出しのコラムが載っていた。そこから思った私の戯言を書いてみます。 先日、不可能と言われた、「無農薬リンゴの栽培」に成功したという、農家の本を読んだ。その不可能を可能にしたキッカケが興味深いものだった。 その方が山に入った時、虫に喰われずに立派に育つ、クルミの木を発見したという。人の手が加わっていないのに、凄い!!そう思い調べていくと、答えは「土」であった。山の土は、とてもやわらかく、肥料がいらない程、栄養が含まれた状態だった。いわゆる、強い土。山の動植物たちにより、自然にバランスが保たれ、甘やかされていない、強い土になっていたのだ。この天然の環境を、「リンゴの木にも応用できるのでは!」と長年、無農薬に取り組み、成功させたのだと。(まだまだ続くがここまで引用) 無農薬栽培に成功したのは、あたりまえだが「土」だったという。ノーベル医学生理学賞につながった「土」はゴルフ場の土だった、そこに棲んでいた微生物が作り出した化合物を見つけ、感染症の特効薬の開発につなげた。 私は農家で土に興味を持ってお茶を作っていました。厳しい農薬規制の中で最低限の濃度や使用回数で、どう害虫の被害を少なくするかに気を遣ったものでした。 そんな時、聞いたのがゴルフ場での農薬の使用量の話でした。ゴルフ場を歩いたことのない私ですがそうだろうなと思いました。 想像するにゴルフ場の芝や周りの樹木にはすごい数の虫たちが棲んでいるはずです、その中には、蜂やカやダニといった人間には好ましくない虫もいます。プレーヤーや見物人に寄って来れば不快に感じるでしょうね、そこでゴルフ場では昆虫類の掃討作戦を行います。 農作物や農地と違って農薬規制は当時は野放し状態だったと私は思います、大量の農薬や農地では使えないような強い薬剤も使われていたと思います。 散布された薬剤は芝や樹木だけでなく土中にも浸み込みます。当然土中の微生物にも影響しますね、お利口な微生物は自分を守るために薬剤に適応するでしょうね、そんな微生物が作り出した化合物が、何とかメクチンだったのかも知れないと思うと怖いやら面白いです。 ゴルフ場ばかりでなく人が集まるところでは害虫から守るために多かれ少なかれ使われているでしょうね。 放射能で汚染された土壌では放射能を無害化する化合物を微生物たちはもう作り出しているかも知れませんね。 |