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2014年06月29日(日) 
 秘密の川なんて、これまで何度もバレて、ダメになってきた。
 この川はある友人から教わり、くれぐれも内密に頼むと言われていた。仲間内にも教えないでほしいとのことだった。その川に今年初めて行ってきた。去年も1度行ったきりだ。
 この日は梅雨の晴れ間で風もなく暑かったなあ。汗がしたたり落ちて眼鏡に付き、何度も木陰で休みながら遡行した。小さな渓流だが、底は砂ではなく岩なので、とても遡行しにくい。そして川のまわりには木が覆い被さり、川岸には茅や蔦が生い茂っていた。岩には苔が生えていて、蜘蛛の巣だらけで、これはほとんど釣り人が入らないことを意味していた。カワトンボがたくさん飛んでいた。
 7-8センチメートルのチビアマゴは至る所から出てきたが、なかなかまともなサイズのアマゴガ釣れなかった。そして渓流のそばに竹林が現れ、枯れた竹が何本も川に倒れ込んでいた。そこを苦労して通り抜けたときには、入渓して3時間くらいたっていた。ボクはかなり疲れていた。
 だが、竹林を抜けると遡行はずいぶんと楽になり、竿も振りやすく、ポイントも狙いやすかった。大岩の横を流れる浅い瀬にフライを流した時、大きめのアマゴが出た。取り込んで片手の指を広げて計測してみると20センチメートルあった。この川では合格点をもらえるサイズであり、嬉しくなって、いちおう、証拠写真をとった。 
 その後100メートルほど遡行して納竿、結局5時間くらいは川に居たことになる。
 秘密の川は生きていたわけで、安堵感があった。
 だが、いつまで持ちこたえるやら・・・
 ここは年に一度アマゴが生き残っていることを確かめにいく川になっている。


閲覧数834 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2014/06/29 23:47
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2014/06/30 10:04
    鉛筆狂四郎さん
    藤やんさん

    秘密の川が残っているのは嬉しいですよね。
    ことに子供のころに遊んだ川は。
    アメリカでは”カーティス・クリーク”と呼びます。カーティス少年の川といった意味です。”太郎の川””春吉の川”なんてあるんでしょうね。

    秋山の橋上の藻場はこの前やりましたが、夕方に39センチ1匹が釣れただけです。ですが、モジリも多く、ヘラは付いているようです。
    この時は雷鳴が鳴り響き豪雨となって、そのあとカラリと晴れて暑くなったらモジリもなくなり、浮きもぴたりと動かなくなりました。水位が急速に30センチほど下がった(豪雨のため放水したのでしょう)のが原因のような気がします。
    ネバッて夕方にやっと1枚が釣れたというわけです。
    次項有
  • 2014/06/30 07:45
    さん
    お名前:藤やん

    秘密の川って良いですねー。
    子供の頃に春休みや夏休みの長期間の休みには狩野川の矢熊橋近辺にあった祖父母の別荘に行き、僕も秘密の沢で沢山アマゴを釣りました。多分僕と祖父位しかやらない沢だったので、行った最初の日には必ず釣れました。エサ釣りでしたが時折り尺上アマゴが釣れたり、暑い時期になると小さなアマゴが目印目掛けて飛びついてきたりと、ドキドキワクワクしました。数年後護岸工事で川底まで荒されてしまい、アマゴの遡上する沢ではなくなってしまいました。秘密の川がこれからも生き延びる事をお祈りします。
    先日はお役に立てなくてすみませんでした。
    土曜日の昼前から夕方まで秋山の橋上の藻場をやって42.1㎝が出ました
    その場所でその日の朝に友人が47.1㎝の絶世の美女を釣り上げました。
    エサを食ってくれるタイミングが非常に狭いですが、まだ暫くは巡って来ると思われます。
    次項有
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