中日新聞スポーツ面の小さな囲み記事を写します。
<顔じゃない>
歌唱力抜群の勢に「そろそろCDデビュー?」と声を掛ける。
お決まりのように「顔じゃないですよ」と返された。そこまで実力のないときや分不相応なときに使う。勢の場合は謙遜なのだが・・・。
現在の相撲界で日常的に多用する隠語の一つ。勢は入門当初、意味もニュアンスも分からなかったという。角界に入って丸十年が過ぎ、「相手に向かって言うときはおちょくる感じが多い。真剣に怒っているわけではない」と活用法を説明する。「例えば、新弟子が後援会の人においしいものを食べに誘われたときなんか、おい顔じゃないだろ、って言うんです」
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誤字脱字写し間違いあります。中日新聞スポーツ面から写しました。
もう一つ相撲の話題が36面に載っていました。
大相撲の床山の最高位、特等床山の床安(とこやす)さんが65歳の定年を迎えたという記事です。(ところどころ拾い書きします)
粋な大銀杏(おおいちょう)を結い上げるのに4種類の櫛を使う。そのうちの一つ、前かき櫛は40年以上も使っているが、細かく真っすぐな歯に欠損は一切ない。森健三(93)さんが作った逸品。森さんによれば、ツゲの木の伐採から陰干しやいぶしなどを経て完成まで10年はたっているという。
「作る職人と使う職人が一体にならないと、いいものだできないし、残らない」。床山さんにとっても宝物。「これからも手入れだけはするつもり」と感謝の気持ちを忘れずに磨き続ける。(高橋広史)
【床山】
所属部屋や一門の力士のまげを結う職業。日本相撲協会全体で定員は50人。勤続年数などで5等から特等まで階級に分かれ、床山名は頭に「床」が付く。関取だけに許される「大銀杏」をうまく結えるまでに5年以上かかるとされる。
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誤字脱字写し間違いあります。
櫛一つでも職人さんが10年もかけて作っているのか知らなかったです。これを文化というのでしょうね、すごいですね。プラスチック製の歯抜けでは・・・