昨日のホタルの里は人の手で保護が加えられており、放流もされているようだ。 そこで、去年聞いた話を思い出した。それは丹沢の奥の沢でホタルを見たというもの。そこには人家はなく、放流されるような場所じゃないので、自然の自生地だろう、ということだった。 で、自然のホタルをどうしても見たくなった僕はそこへ行ってみることにした。午後8時半、あたりは真っ暗闇で人工の光は全くない。空がやや明るいのみだった。林道の行き止まりから懐中電灯を持って一人で歩いた。 怖いもんだねえ。暗闇というものは。 熊がでないかと進行方向を照らしながら歩く。 道の右側に小川が流れていた。 と、右の林の中に小さな緑の光がフワーと飛ぶのが見えた!点滅している! ホタルだった。大きいからゲンジだろう。 ほほう、居たねえ。 嬉しかったなあ。 この川でホタルを見たのは相模原のI君で10年以上前のことだそうだ。人家も全くないところなので自然状態が保たれていたんだろう。こういう場所はもはや貴重品になってしまったようだ。 結局、そこで見たのは2匹だけだった。 証拠写真をお見せしよう。 |