15日午後、浜野安宏氏と研究所職員のN田女史、掛川コンセプトのS藤君とK合君の4名がクリニックに来訪。浜野さんは言わずと知れたデザイナーであり、大物釣り師として名をはせている人だ。
彼らの来訪はボクのフライフィッシング関係のコレクションを見ることが目的だった。浜野さんは本栖湖湖畔の青少年スポーツセンター(県営)跡地を有効できるよう河口湖町から依頼されたそうだ。で、その地にフライフィッシングを中心にしたアウトドアライフを楽しむセンターを作ってはどうかと考えていて、その中に、フライフィッシング・ミュージアムを作ろうとしていた。そのミュージアムへの展示品を貸してほしいとの目的でボクを訪ねたというわけだった。
浜野さんのコンセプトは、本栖湖の靜かな美しい環境を生かして、ヘンリー・ソローのウォールデンの森を追体験できるような場所にできないだろうか、ということであった。 皆さん、2-3時間居られたかなあ。本栖湖の昔話など、いろんな話で盛り上がり、意見を出し合ったものだ。
今回の話は事業主が個人や企業ではなく地方自治体なので、うまくやれば、永続性のある施設になる可能性はあるだろう。ただし、資金は限られているので、あまり贅沢なものは作れない。全体プランを見せてもらったが、かなり盛りだくさんであり、その辺がやや心配なところではある。いずれにせよ、土地の払い下げは2年先の話なので、煮詰めていく時間はたっぷりある。
一度、釣りがてら、本栖湖に久しぶりに行ってみようかと思っている。