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2010年09月26日(日) 
9月21日(火)。
 この日はフィールドリサーチ十勝というHPを持つ高橋克典さんのガイドで十勝川支流のS内川を釣った。北海道に来て初めての晴天であり、気分は爽快。
 S内川の渓相はO川に似ていて、ゆるやかに流れ、50メートル毎くらいに深みがある、北海道独特のいい川だった。だが、河原は中くらいの石であり、ボクにとっては歩きにくかったなあ。プールでは対岸の岸すれすれの深みにドライフライを流すようにガイドは言うが、いいカタのニジマスは出なかった。釣れるのは小さなニジマスばかり。N居田君はニンフを使い、多少いいニジマスが釣れたようだった。
 夕方になり、4時半頃からだったろうか、ライズが見られるようになった。ハヤのライズかニジマスのライズか見分けにくく、ボクにはハヤばかりが釣れた。薄暗くなってきた頃、N居田君に大物が掛かった。彼の竿はのされ、あやうくティペットを切られるところだったが、何とか取り込み、測ってみると45センチあった。立派な顔付きのオスであった。結局、このニジマスが今回の我々の北海道旅行中最大の獲物になった。
 かなり暗くなってから瀬でライズが増えたが、残念なことに1匹も釣ることができなかった。何を食っているのか、かいもく見当もつかないままだった。
 何となく物足りない感じで釣りが終わり、車まで戻ったとき、高橋さんが、良かったらこれからN田さんのお宅に行ってみませんか、彼は札内に家を持っていて、釣り人は誰でも歓迎してくれるんです、と言う。ボクは知らない人だったし、躊躇していると、彼はつる屋の山城さんとも仲がいいんですよと言われ、それじゃあちょとだけということで行ってみることにした。釣り人の夢の大地である北海道に友人は多いほうがいい。行く途中、空きっ腹だったので、道路沿いのラーメン屋に寄って行くことにした。味付けが濃かったが、なかなかおいしかった。北海道のラーメンは平均レベルが高いようであるナ。
 N田宅はちょっとした豪邸だった。N田さんは控えめな方で、ボクより一つ若い。今ではあまり釣りはやらないそうで、半年東京、半年北海道に住み、悠々自適の独身者であり、釣り人を泊めてあげるのが趣味になっているようだ。酒の揃え方がハンパじゃなかった。特製のマティーニがとてもおいしかったし、ボクはグレンモランジーというシングルモルトのスコッチを見つけたので、もっぱらそれを飲んでいた。この夜はロッドビルダーのH本さん、トロタ・ドーロのA田さんもおられて、釣りの話、ロッドの話、トロタ・ドーロの話、釣り業界の裏話で時間はあっという間にたっていった。ビリヤード台があったので久しぶりに玉を突いた。高橋さんとナインボールをやったが、2回やって2回とも負けてしまった。勝つチャンスもあったんだが・・・。したたかに飲んで、かなり遅くなってから、再会を約してN田邸を辞した。
 いやあ、面白い人がいるもんだなあ、と思う。この日は釣りの方はパッとしなかったが、夜には意外なハプニングが待って居たのだった。






閲覧数692 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2010/09/26 11:04
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