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2011年03月08日(火) 

 沼津のN居田君がおもしろい記事を教えてくれた。それはYellowstone AnglersというモンタナのリビングストンにあるフライショップでやっているHPで、そこの名物オーナーであるジョージ・アンダーソンが毎年のようにやっている”最新のグラファイトロッドの検証”の記事であった。(http://yellowstoneangler.com/FlyRodReview.Best5weig…orkBVK.asp
 何をやったかをかいつまんで説明すると、最新モデルの5番9フィート4ピースのグラファイト・ロッドの機能・美的要素・保証の有無を検証したものだ。約20本の竿について、価格、重量、スイング・ウェイト、保証内容、外見、釣り味、完成度、25フィートでのキャスティング能力、45フィートでのキャスティング能力、70フィートでのキャスティング能力、ニンフを付けたときの投げやすさ、などの項目を10~20点満点でチェックして評価した。大変な作業だったと思うが、今では全米が注目しているデータになっているようだ。
 結果だが、群を抜いて最高点を獲得したのがハーディーのZenith Rodであった。そのあと、セージ、ウィンストン、ルーミス、セント・クロイと続いた。
 このハーディーZenithという竿をボクは知らなかったので調べてみたところ、驚くべき新事実が浮かびあがったのだった。ハーディーZenithは2011年2月発売の竿で、シントリックスSINTRIXという新素材が使われている。シリコンのナノ粒子を混ぜたシントリックスというレジンでカーボンファイバーを包んだもので、この素材で作られた竿は従来のグラファイトロッドより、60%強度を増し、30%軽くなるという。竿を半月状に曲げても折れないそうだ。
 驚くべき素材が現れたようだ。ボロンは初めはもてはやされたが、結局主流にはなれなかった。こんどのシントリックスはどうやら竿の素材としては革命的なようだ。今年、釣り業界は大騒ぎだろうな、と言う気がする。この素材はフライロッドだけではなく、すべての釣り竿に影響を及ぼすだろう。
 と、ここまでボクは理解し、どうしてもハーディーZenithが見たくなり、1本注文してしまった。2週間もすれば手元に届くだろう。楽しみである。


閲覧数986 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2011/03/08 23:49
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