ふらい人の原稿、昨晩やっと書き上げてメールで編集長に送った。題は「至福の鱒釣り-ある日、マタウラ川で」。以前書いた原稿にかなり手を入れ、だいぶ良くなった。写真も数百枚の中から選んで、レターパックで送った。全4回分なので、来年2月分まである。これで、締め切りのプレッシャーから解放され、安心して釣りに行けるというわけだ。
ロッダーズの原稿は先週にチェック済みだ。
ボブ・サマーズからオレゴンを経由して竿が送られてきた。ディッカーソンだ。アーノルド・ギングリッチをして、”ディッカーソンはドライフライ・アクションのグアルネリ(18世紀のバイオリンの名器)である”と言わしめた、あのディッカーソンである。7フィート6インチ、4番、3ピースで、竿にはDickerson-Bergmanと書かれている。Bergmanは、あの「トラウト」を書いたレイ・バーグマンである。その意味でも貴重な竿なのである。ドライフライ・アクションのお手本とされるディッカーソンの竿は、長い間、僕にとって夢の竿だった。年令からいってもあとどのくらい釣りに行けるかわからないし、最高の竿で釣りをしてみたいし、せっかくの円高だし、エイヤッと気合いを入れて買うことにしたのだ。お金を持って墓には入れないからね。ボクの宝物がひとつ増えたというわけだ。値段は言わずが華だろう。そろそろ、ウラタンも大雨から回復してきているだろうから、様子見ついでに、ディッカーソンを振ってこようかと思っている。
ハルフォードの翻訳作業はこのところお休みだ。半分以上は翻訳したので、もうちょっと頑張れば終わってしまうのだが・・・
アンナ・カレーニナも毎晩1章ずつで、あまり読み進んでいない。
へら釣りも忙しいからナア。
このごろ、へら竿とフライロッドのアクションの共通性、相違といったものを考えている。両者は異質の釣りだが、要求される竿のアクションには似たようなものがありそうである。
今年もだんだん終わりに近づいてきているが・・・
田中山の焚き火、ユーレカの忘年会もあるなぁ。
クリニックの忘年会もしなきゃ。