9月23日(秋分の日)。今日は佐渡釣行の最終日。宿の前で記念写真を撮る。この日、たまたま神奈川から自転車で釣りに来ていた人がいて、一緒に写真を撮った。 朝食後、ロビーに置いてあった写真集を見た。昭和初期の佐渡の風景が写っていて、見ると今もあまり変わっていないなと思った。友人が言っていたが、古い日本を見たかったら佐渡に行けと。 釣りのほうはじゅうぶん堪能したし、この日は観光を兼ねて佐渡の北半分を見て回ることにした。外海府の海岸は切り立っているところが多く、観光地になっているようだ。そう言えば、佐渡ではヒガンバナを1本も見ず、不思議な感じがした。その理由を知りたいものだが。 北端の岬をまわって内海府に入ってきたら、玄関脇に日の丸を掲げている住宅を見た。そうか、この日は秋分の日だからなぁ。これも久し振りの光景だった。国民の祝祭日には国旗を掲げるのが昔は普通だったが、今は、まず見ない。古き良き慣行が残っているということなのだろう。 両津港の手前の川で1時間ほど釣ったが、1匹掛けてバラしただけだった。両津港では観光センターでお土産を買い、フェリーに乗った。 佐渡釣行は終わった。新潟まで車で5時間、フェリーで2時間半かかり、遠くまで行ったという印象だった。ヤマメ/イワナは天然物で、とても綺麗だったし、古き良き日本を見たし。 今回、一緒に行って案内をしてくれた千葉のK野さん、N本さん、ありがとう! とっておきの川の一番良いポイントに連れて行ってくれ、贅沢の極みを味わわせてもらいました。もって記憶すべき最高の釣行のひとつになりました。 また行きたいが、ちょと遠いな・・・