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2017年08月05日(土) 
 目の前に1冊の本がある。「毛鉤釣教壇」、金子正勝著、昭和16年(1941)釣之研究社発行の古い本だ。小さな本で、9.5×15.5×2.5cm、380ページで、片手に乗る。
 この本は僕が「フライフィッシング用語辞典」を書いたときに購入して拾い読みをしたが、ちゃんとは読んでいなかった。今回、改めて読んでみて、内容のレベルの高さに驚いたので、紹介する次第だ。
 僕は日本で初めてフライフィッシングを紹介したのは鈴木魚心さんだと思っていた。ところが、魚心さんが「フライフィッシング全科」(1974)を書いたときよりずっと前(30年以上前)

閲覧数1096 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2017/08/05 18:42
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2017年07月24日(月) 
 長野県白馬村にペンション+和食堂「山や」をやっている男で、イワナ釣りではもはや有名人になってしまったのが山田勝治さんであり、”白馬の山猿”と言った方がわかりやすいかもしれない。
 山田さんは秋田の阿仁マタギの出身で、あちこちを釣り歩いていたころに白馬村に立ち寄り、持ち前の体力・脚力を生かして釣りまわり、白馬近辺がイワナの宝庫であることを知り、惚れ込んで、ついには白馬に移住してしまった人だ。
 さすが自分の足で釣り場を開拓しただけあって、彼の情報は正確であり、僕も8年通っていまだにボウズがない。51センチメートルのイワナを釣るこ

閲覧数1347 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2017/07/24 17:40
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2017年07月18日(火) 
 今日の午後1時ごろだったろうか、急に雨が降りだした。しだいに土砂降りになっていき、雨音に混じって何か堅い物が屋根に当たる音がした。クリニックの居間の天井(屋根)には明かり取りの天窓があってそこはガラス張りである。そこに雨が当たるとかなり大きな音がするが、今回は雨音に混じってピシッという感じの音があって、雷も鳴っていた。これはおかしい、尋常じゃないと思い、外を見て驚いた。
 外はうす暗く、嵐が吹き荒れていた。風が吹き、雹が降っていた。雹の大きい物は1センチメートルほどもあった。風速は15メートル以上で、瞬間的には20メートルくら

閲覧数617 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2017/07/18 18:34
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2017年07月09日(日) 
 僕は子どもの頃からナイフが好きでね。これまで、おりおりに買ったナイフは20本以上になると思う。30年以上前には釣ったイワナを刺身で食べたりしたから、ナイフの出番があったんだが、リリースするようになってからはナイフを釣りに持って行かなくなってしまった。ただし、熊の出そうな川に行くときには護身用にピューマのボウイナイフを携帯することにしている。これは「邂逅の森」という小説を読んでからのことであり、熊に抱きすくめられた時に、むざむざ殺されたくないし、せめてもの抵抗として、熊の胸板を貫いて心臓に届く刃を持つナイフとしてボウイナイフを

閲覧数1403 カテゴリ日記 コメント6 投稿日時2017/07/09 18:14
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2017年07月03日(月) 
 毎日少しずつやってきた蔵書の引っ越しが終わりにちかずいて、薄いビニールに包まれた一冊の本が残った。ビニールに包まれているということは、古くて表紙やページがばらばらになっていることを意味しているので、貴重な本のはずである。だが、それが何のための本だったか思い出せず、未整理のまま残してあった。
 そこで、今回いい折りなので、スッキリさせようとビニールから本を取り出してみた。それは英語の本で発行年は1787年で、230年前の本だった!(日本では江戸時代、天明7年、徳川家斉が11代将軍となり、松平定信が寛永の改革に着手した年)本のタイ

閲覧数794 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2017/07/03 10:56
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2017年06月22日(木) 
 このところ、静かに時間が過ぎていく。といっても、ヒマを持てあましているかと言えば、そういうわけでもない。
 癌と僕の体とはいまや共生関係にあるようで、癌は小さくなったまま、消えもしないで、そこに居るといった感じだ。僕自身は元気であり、仕事も普通にこなしている。食欲も普通にある。ただ、この数年、あれほど好きだった肉類は食べる気にならず、魚をおいしく食べている。これは、抗癌剤の副作用とは考えにくく、歳のせいだろうと思っている。

 最近ズボンがずり落ちてしようがないので、小さなサイズのズボンをワークマンに買いに行った。僕は以前から

閲覧数647 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2017/06/22 15:49
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2017年06月12日(月) 
 最近ある人に勧められて、「宮崎駿の雑想ノート」という本を買って読んだ。いやあ、驚いた、それは宮崎駿の遊び心満載の本であった。その本の最後に雑想トークがあってアニメ「紅の豚」の制作に関わる本音を語っている。
「まぁ、映画(アニメ)というのは、実際には”映画”ですから、趣味で描いていくワケにはいかないんで、ヒドイ目に会いました。あーいうこと(アニメ「紅の豚」の制作)をやっちゃいけないっていうのは、終わった後の結論でございます。ワハハハッ!!魔がさしたんです・・・、ああいうのは・・・」 
 映画となるとある一定の時間観客をあきさせず

閲覧数632 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2017/06/12 10:23
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2017年06月06日(火) 
6月1日(水)
 旅行の最終日であり、この日はさすがに釣りはやらない。旅行に行くとおみやげを買って帰るのが日本の習慣であり、それに従っておけば皆喜ぶので、何を買おうかと考え、職員へのお土産は空港売店でお菓子を買うことにして、自宅用にはやはり海産物がいいと思い、和商市場へ行った。いろんな物を売っていたが、結局買ったのはイクラの醤油漬けと本シシャモで、クール便で送ってもらった。
 釧路空港ではレンタカーを返し、六花亭の「雪やこんこ」を買った。時間があったのでぶらぶらしていると、空港の建物の外側には巨大なシマフクロウの彫像があり、何気な

閲覧数635 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2017/06/06 17:26
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2017年06月05日(月) 
5月31日(火)
 この日、ランカーズという釣具屋に行った。ここでは僕の本を売ってくれているし、おもしろいオーナーがいて、あいさつがてらに寄ったのだった。その五十嵐さんの話で驚いたのは、彼は最近、海でのブリ釣りに凝っているそうだ。僕が
「え、ブリ?北海道沿岸にブリが来るの?」
と言うと、彼はニタリと笑い、
「釧路近海にブリが来るようになったのはここ数年のことなんです。北極の氷も溶けているそうだし、やっぱり地球温暖化の影響なんでしょうね」
と言う。
 ところで、僕は道東に行ったら必ず寄る川があり、そこは遡行しやすく、バイカモが生え、美

閲覧数669 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2017/06/05 23:49
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2017年06月05日(月) 
5月30日(月)
 この日は移動日であり、今後は釧路で2泊する。釧路には古い友人であるM口さん(藤プリント)、H田さん(市役所)、O野さん(イラストレーター)が居て、この日は4人で釣りをした。釣ったのは十勝川支流で、ニジマスとブラウントラウトが居るらしい。晴れて気温は27~28℃もあり、河原に降りるとエゾハルゼミがうるさいほどに鳴いていた。
 魚が釣れたのは二人だけで、魚も小さかったが、友人たちと和気あいあいで川を歩くのは気分のいいものだった。
 暑さに嫌気がさし、魚の反応も良くなかったので、釣りの方は早めに切り上げることにした。車で

閲覧数674 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2017/06/05 23:02
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