4月に植えるのは接ぎ木の胡瓜です。7月の終わりごろ種まくのは
地這い胡瓜です。
気候的にもちがいますが、接ぎ木は4月に植えて8月末までなんとか
食べさせてくれます。
自分で蒔いたのは雨に弱く、すごい暑さにも弱いです。
その地域で絶やさないように守っていくのはすごいですね。
たくさん作ってもいないが耳がいたいです。
こうして守られている日本の農業ってすごいですね。
〔自根キュウリ〕接ぎ木せず、味にも自信。←見出し きょうの中日新聞、生活面の“食卓ものがたり”というところに、私の興味があることと感動した言葉が載っていましたので所どころ写して見ました。 群馬県高崎市倉渕町の松井卓夫さん(58)が育てるのは、いまでは珍しい「自根(じこん)キュウリ」。現在スーパーなどで売られているキュウリのほとんどが、カボチャ株に接ぎ木して作られたもの。だが自根キュウリはその名の通り、自分の根から伸びて実ったキュウリだ。 接ぎ木したキュウリは病気に強く収量が多いほか、皮が厚く長距離の輸送にも向く。30年ほど前から広く栽培されるようになった。だが、年間約60トンの倉淵産自根キュウリを出荷する「くらぶち草の会」事務局の木村健さん(41)は「皮が柔らかく、味もいいと評判です」と胸を張る。 草の会には農家約40軒が所属し、うち11軒が自根キュウリを作っている。 「値段がいいからというより、もともとこのやり方だったという農家が多い」と木村さん。 病気や害虫から守るため、こまめな世話は欠かせない。今年、松井さんの畑では根や葉を食い荒らすウリハムシが多く、動きの鈍い朝夕に見つけてつぶしている。一昨年は5月に植えた苗が黒星病にかかり、ほぼ全滅。それでも農薬は全く使わない。「病気も虫も『悪いやつ』と敵にするのは恐ろしいから」 農家の三男に生まれ、一度は別の仕事についたものの「自然の中に生きることが性に合っている」と古里に帰ってきた松井さん。初めは除草剤を使っていたが、ほどなくやめた。畑の多様な生物に触れるうち「虫も雑菌も必要な存在で、うまくバランスを取ることが大切」と考えるようになった。 無農薬・無化学肥料の農業は手間がかかるが「効率を追い、経済を全ての物差しにしてしまうと、しっぺ返しを食らうんじゃないかな」と松井さん。悪天候など自然は特に厳しいが「めげずにやるしかないよ」と笑って言った。(竹上順子) × × この記事から こんな気持ち、農業者でないと分からないのではないかと思ったり。もう自然からのしっぺ返しが始まっているのではないかと思ったりしました。 |