お名前:無頼フィッシャー
五百年に一度クラスの大地震だそうですね。ご被害なくて何よりです。当方の場合、陋屋の棚の本やガラクタが床一面に散乱する中をかき進んで真っ先に確認したのは「竿は大丈夫か」でした。剥き身でその辺に立てかけておいた数十本のフライロッドが全て無事なことを知って胸を撫で降ろしつつ、つくづく釣り馬鹿を再確認した次第デス。
今日は午前中で仕事を終え、昼からヘラブナ釣りに行った。2時頃から釣り始め、やっと2枚釣ったとき、2時50分頃だったろうか、大地がゆらりゆらりと揺れ始めたのに気がついた。初めは「?」と思っていたが、次第に揺れは大きくなり、池の水も揺れ始め、ついに岸に波が打ち寄せるようになった。揺れは1分くらい続いたような気がする。 隣の釣り人も立ち上がり、歩いていた常連のオジサンとボクの3人で 「こりゃあ、大きいですな、震度4くらいですかね」 「いやいや震度5はありますよ」 「揺れはゆっくりだから震源は遠くでしょうな」 などと話したものだ。ボクは4時過ぎまで釣って10枚を釣り、寒くなってきたので釣りを止めた。 そして車に乗ってカーラジオを聞いて大きな地震が岩手県・宮城県沖で発生した事を知った。道路に出ると、信号機は作動しておらず、大渋滞が発生していた。燃料系を見ると残り少ない。こんな災害時にはガソリンを満タンにしておこうとスタンドに入ってみたら、停電でガソリンは買えなかった。 何とかクリニックまで戻ってみると、磯部は座間・厚木に近いせいか停電にはなっていなかった。そして、テレビを見て驚いたものだ。とんでもなく大きな地震が起きていた。 電話は携帯も固定もまったく繋がらなかった。いまでもまだ繋がらない。e-mailは使えるようで、開けてみると、お見舞いメールが来ていたので、返事を出した。 皆さんが心配していたらと思い、日記を書く事にした次第だ。当方はまったく被害はない。 それにしても報道を見ると、東北地方の太平洋岸や茨城・千葉ではとんでもない事になっているようだ。まだ寒いのに、電気もなく・・・。お気の毒で、言葉がない。被害が最小限にとどめられるのを祈るばかりである。 |