お名前:焚火男
きれいに朱点がでてますね。
きれいな魚だ。
天然ものでしょうね。
狩野川で釣れないボクに同情してくれたのか、ボクに秘密の川を教えてくれた人がいる。絶対に誰にも言ってもらっては困る、ブログに川の写真を載せないこと、川の名のイニシャルもダメ、と念を押されたものだ。それだけ大事にしているということは魚が居るからである。30日の金曜日、昼メシを食ってすぐにその川に向かった。 教えられた橋から入渓し、50メートルの間に2回魚がフライの下で反転するのが見えた。水温を測ると10.7℃と冷たい。活性がいまいちだと感じたボクはティペットを6Xから7Xに落とした。すると途端に釣れだした。フライはアダムス・パラシュートの16番。 サイズは小振りだが、とても綺麗なアマゴが釣れた。朱点が綺麗でね、まだサビが残っていた。つまりここのアマゴは放流ものではなく、天然物なのだった。4匹を釣り、大場所の落ち込みのソデでいいカタが出た。27センチメートルあったが痩せていた。時刻は5時半になり、薄暗くなってきたし、ボクは満足して納竿することにした。あとで車で走って釣った距離を測ってみるとたった200メートルしか釣っていなかった。まだまだこの川は釣れるので、朝からまじめに釣るといったい何匹釣れるんだろうか!あと一月もすると理想的な水温になるんだろう、そうなれば・・・ 釣っている間、行き帰りでも人にまったく会わなかった。人が知らない隠れ沢なのだった。こういうのをカーティス・クリークと呼ぶんだろうな。どんなに聞かれても人にはけっして言うまい。ボクのお助け沢になったんだから。持つべきものは釣り友だちだなぁ。 |